東京家政大学

東京家政大学が11月22日まで特別企画展『絹と木綿』を開催中 ~豆腐ではなく、服のはなしです。

大学ニュース  /  イベント  /  生涯学習  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東京家政大学(東京都板橋区)博物館では、10月17日(木)~11月22日(金)まで特別企画展『絹と木綿』を開催。衣服の素材として、日本人にとってなじみの深い「絹」と「木綿」に関して、歴史のある貴重な着物やドレス、仕事着などを展示するほか、関連イベントとして講演会(事前申込制)やワークショップ、ギャラリートークなども開催する。参加費無料(関連イベントは定員あり)。

 「絹」と「木綿」は衣服の素材として、長らく日本人の衣生活を支えてきた。絹の歴史は古く、3世紀には日本に養蚕技術が伝わっていたとされる。一方、木綿は14~15世紀頃に栽培がはじまり、江戸時代に急速に広まった。

 東京家政大学の令和元年度特別企画展『絹と木綿』では、絹や木綿で作られた着物やドレス等を展示するとともに、自然由来の素材が糸、布、服になる過程を紹介し、衣服がどのように作られているかに目を向ける。
 また、絹・木綿と日本人との関わり、特に、日本の近代化を支えた明治時代以降の繊維産業に触れながら、社会における衣服の役割を見つめ直す機会とする。

 なお、会期中には関連イベントも開催する。
 11月9日(土)に開催する講演会『絹と木綿 -つむぎ出す人と衣服の物語-』では、田村均氏(埼玉大学教育学部教授)と泉二弘明氏(株式会社銀座もとじ代表取締役社長)が登壇。田村氏には「製品としての絹と木綿の歴史」、泉二氏には「素材を知り、産地を想う-今、着物を販売するということ-」というテーマでお話しいただき、その後、意見交換などを行う予定。
 申し込みは東京家政大学博物館ホームページ、または特別企画展受付にて受け付ける。定員(200名)に達した時点で受付終了。

 特別企画展『絹と木綿』の概要は下記の通り。

◎東京家政大学 令和元年度特別企画展 「絹と木綿」
・開催期間: 令和元年10月17日(木)~11月22日(金)
・休 館 日: 日曜(10/27を除く)、10/22(火・祝)、10/28(月)、11/4(月・休)
・開館時間: 9時30分~17時00分(入館は閉館の30分前まで)
・入 館 料: 無料
・開催場所: 東京家政大学博物館
       (板橋校舎 百周年記念館5階)
       東京都板橋区加賀1-18-1
       TEL 03-3961-2918
 ※ご来館の際は、守衛室(正門・十条門・板橋門)で「博物館入館証」をお受け取りください。
・下 車 駅: JR埼京線 十条駅 徒歩5分
       都営三田線 新板橋駅 徒歩12分

■企画展関連イベント
◎講演会「絹と木綿-つむぎ出す人と衣服の物語-」
・講  師: 田村 均 氏(埼玉大学教授)
       泉二 弘明氏(株式会社銀座もとじ代表取締役社長)
・日  時: 11月9日(土)13:30~16:20(開場13:00)
・参加方法: 事前申込制 10月17日(木) 9:30~
       当館HPまたは企画展受付にて受け付け
    https://museum-event.tokyo-kasei.ac.jp/20191109
・定  員: 200名 *定員に達した時点で受付終了
・内  容:
 ○田村均氏「製品としての絹と木綿の歴史」
 江戸時代~昭和時代初期頃における、綿織物の生産・流通の状況を中心に、木綿と絹の関係性、当時の衣生活やファッションに与えた影響等、「製品」としての絹と木綿についてお話しいただく。

 ○泉二弘明氏「素材を知り、産地を想う-今、着物を販売するということ-」
 素材へのこだわりや銀座での養蚕、純国産の新蚕品種「プラチナボーイ」について、また作り手(産地)とお客様をつなぐ取り組み、地域社会への貢献、これからの着物文化などについてお話しいただく。

◎ワークショップ「裂織(さきおり)のコースター作り」
・日  時: 10月30日(水)、11月16日(土) 13:00~15:00
・参加方法: 13:00に企画展受付にて受け付け
・定  員: 各日15名(希望者多数の場合は抽選)
・内  容: 布をひも状に裂いた「裂糸」を使い、手織りでコースターを作る

◎ギャラリートーク
・日  時: 10月24日(木)、11月2日(土) 15:00~(45分程度)
・参加方法: 15:00に企画展受付にて受け付け
・内  容: 当館学芸員による展示室での展示品解説

(参考)
○企画展チラシPDF
https://www.tokyo-kasei.ac.jp/academics/museum/2019aki.pdf

○企画展ページ
https://www.tokyo-kasei.ac.jp/academics/museum/exhibition/2019_aki.html

○イベントページ
https://www.tokyo-kasei.ac.jp/academics/museum/event/about_exhibition.html

▼本件に関する問い合わせ先
 東京家政大学 博物館
 〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
 TEL: 03-3961-2918


2019aki-1.jpg