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大正大学文学部の放送・映像表現コース1年生全員が、劇場映画「武士の家計簿」のメイキングに参加

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大正大学文学部の放送・映像表現コースに在籍する1年生全員が、劇場映画「武士の家計簿」(監督:森田芳光、出演:堺雅人・仲間由紀恵、2010年冬公開予定)のメイキングを撮影制作することが決定した。コースの学生全員がインターンシップの一環として映画のメイキング撮影に協力するのは、大正大学初の試みとなる。

 大正大学文学部の放送・映像表現コースでは、放送や映像分野で活躍できる企画能力とスキルを身につけた人材育成のために第一線で活躍するプロを講師として招聘し授業を進めている。今回の取り組みはインターンシップの一環として、映画撮影の現場に入り、そこで働く監督、キャスト、スタッフの姿を追いかけメイキング映像を撮影する産学協同事業を行う。

 メイキングを担当する劇場映画「武士の家計簿」は、加賀藩御算用者3代をめぐる実話に基づいた物語。借金がかさんだ猪山家が家財を一切売り払い節約しながら家の再生を計りつつ、その間にも子供の教育には力を入れることを怠ることはなかった。その後明治時代を迎え、教育の成果が実を結び海軍の会計係として出世を果たす。どんなときにも教育を怠らないという生き方と、教育の大切さというテーマが根底に流れている映画であり、大学教育の理念と重なることからメイキングでの協力を実施することに決定した。今回参加するのは放送・映像表現コースの1年生全員で、松竹京都撮影所でメイキング撮影に参加する。
 なお、大正大学ではデジタル時代に対応する人材の育成を視野に、現在の文学部から放送・映像表現、クリエイティブライティング、英語表現・コミュニケーションの3コースを分離し、2010年4月より表現学部を新設する。
(大正大学表現学部の詳細はこちら⇒ http://www.tais.ac.jp/admission/course09.html

【映画「武士の家計簿」について】
幕末から明治にかけての加賀藩の御算用者猪山成之を中心に、父親と息子の3代の物語。
時代劇ながらチャンバラシーンがほとんどなく、ソロバンで身を立てた家族の生き方を描いている。
監督:森田芳光
出演:堺雅人 仲間由紀恵
脚本:柏田道夫
原作:磯田道史「武士の家計簿―加賀藩御算用者の幕末維新」(新潮新書)
製作:北國新聞社,アスミック・エース エンタテインメント,松竹
制作:エース・プロダクション
配給:アスミック・エース エンタテインメント,松竹
撮影:2009年12月~2010年1月
完成:2010年4月末
公開:2010年冬予定

【メイキング撮影について】
メイキング撮影期間:本学の学生が撮影現場に入る期間
           12月14日(月)~1月19日(火)
撮影場所:松竹京都撮影所及び近隣のロケ地
参加学生:22名
     3人程度を1グループとして7グループがそれぞれのテーマに応じて
     撮影を実施。編集も行う。
現地指導:エース・プロダクション 
     代表取締役 永井正夫、山本伸介、山田尚一郎

▼本件に関する問い合わせ先
 大正大学 広報担当:平盛、高橋
 TEL: 03-5394-3025

▼映像現場の取材申し込み
 エース・プロダクション 担当:近藤ゆかり
 TEL: 03-3379-5549