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明治大学が防災訓練に「iPhone」を活用する初の実験を実施 ~1月15日(金)の千代田区帰宅困難者避難訓練で130台を配布~

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明治大学(安藏伸治・ローカルエリアコミュニティシステム研究所長)は、文部科学省学術研究高度化推進事業の一環で、ソフトバンクモバイル株式会社・ソフトバンクテレコム株式会社の協力を得て、米Apple社製の高機能携帯電話「iPhone(TM)」(アイフォーン)を災害訓練に活用する初めての実験を行う。実験の舞台は、2010年1月15日(金)の千代田区帰宅困難者避難訓練。参加する学生やボランティアには130台のiPhoneを貸与し、多様なアプリケーションを駆使して情報収集をしてもらうことで、被災者の誘導などに役立ててもらう。

 災害時に役立つ通信サービスとしては、被災者の安否確認を行う「災害時伝言ダイヤル(171番)」や携帯電話各社の「災害用伝言板サービス」などがすでにあるが、多彩な機能を有するiPhoneを災害時に利用すれば、被災者や災害ボランティアがより多くの安否確認や災害情報の収集ができるのではないか、というのが今回の実験の狙いだ。

 訓練に使用するアプリケーションは、ある場所をiPhoneの内蔵カメラで映すとその場所に関する付加情報(文字・画像・音声)も合わせて表示される「セカイカメラ」や、iPhoneユーザーの現在地を24人まで登録できる「Friend mapper」、短文のブログ形式で多人数と同時にやり取りができる「Echofon for Twitter」など。

 マグニチュード7・3の首都直下型地震が発生したとの想定で行われる今回の訓練では、秋葉原駅西側広場のスタート地点から新宿中央公園のゴール地点までの全長約10キロの道のりを、途中で給水訓練や給食訓練を行いながら移動する。なお、秋葉原のメイドカフェで働くメイドさんたちも、メイド姿で訓練に参加する予定となっている。

・Apple、Appleのロゴは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
・iPhoneはApple Inc.の商標です。
・iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
・iPhone 3Gは単独の通信業者のサービスでのみお使いいただけるよう設定されている場合があります。

▼本件に関する問い合わせ先
・明治大学 広報課 西川
 TEL: 03-3296-4082
・明治大学 研究推進員 半田
 TEL: 03-5209-7848
 E-mail: lacs01@kisc.meiji.ac.jp

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1061 秋葉原案内所の増田しおりさん