金沢工業大学

金沢工業大学大学院の石橋雄基さんが最難関国家資格「第一種電気主任技術者試験」に合格

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「第一種電気主任技術者試験」は電気関連の資格試験の中でも最難関の国家資格で、受験者の多くが電力関係の技術者といわれている。学生での合格は、全国的に見ても極めて珍しく、金沢工業大学では石橋さんで3人目となる。

 このたび、金沢工業大学大学院 電気電子工学専攻博士前期課程(修士課程)1年の石橋雄基(イシバシ・ユウキ。23歳。島根県出身)さんが「第一種電気主任技術者試験」に合格した。

 「第一種電気主任技術者試験」(※1)は電気関連の資格試験の中でも最難関の国家資格で、受験者の多くが電力関係の技術者といわれている。学生での合格は、全国的に見ても極めて珍しく、金沢工業大学では石橋さんで3人目となる。(※2)平成22年度は総申込者数2306名(一次試験申込者数1992名。一次試験免除者数314名)に対して、二次試験の合格者数はわずか132名で、合格率は5.7%であった。

 石橋さんは、学部3年次に「第二種電気主任技術者試験」に合格後、「第一種電気主任技術者試験」に学部4年次で挑戦し、一次試験(「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目)に合格した。そして大学院に進学した昨年、二次試験(「電力・管理」「機械・制御」の2科目)に挑戦し、このたび見事、第一種合格の快挙を成し遂げた。

●石橋雄基さんのコメント
 大学院に進学した昨年は8月末にフランスで開催された国際学会の発表もあり、研究に忙しい中での勉強は苦労しましたが、その分、達成感もあり、大変うれしいです。
 将来は資格を生かした仕事ができればと思っていますが、それだけにこだわらず、いろんなことにチャレンジしていきたいです。

 なお、金沢工業大学では同じく電気関係の難関国家資格である平成22年度「第二種電気主任技術者試験」に大学院電気電子工学専攻博士前期課程(修士課程)1年の青木裕史(アオキ・ヒロフミ。23歳 静岡県出身)さんが合格した。合格率は4.2%であった。

※1
 電気工作物の工事・維持・運用・保安業務の監督を行う「電気主任技術者」は国家資格。
 第一種(全ての電気工作物の業務につける)、第二種(電圧17万ボルト未満の電気工作物の業務につける)、第三種(電圧5万ボルト未満の電気工作物の業務につける)がある。

※2
 金沢工業大学での第一種合格者は、昭和59年度1名、平成9年度1名に次いで3人目。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp