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地域に貢献できる医師の育成をめざして──昭和大学が大学入試センター利用の「地域別入試」スタート!

大学ニュース  /  入試関連

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昭和大学医学部は平成21年度入試において、全国を6ブロックに分けた新しい入試制度「地域別入試」を導入する。地域ごとの学生同士の交流を大切にしつつ、地域偏重の医師不足を積極的に支援しようという試みだ。

 近年、医師不足、特に地域や診療科による偏りが問題となっており、政府も各都道府県に増員の方針を出すなどさまざまな検討がなされている。こうした中、「国民一人一人の健康を守るために孜孜(しし)として尽力する」という理念を掲げる昭和大学では、全国各地から優れた資質を持った学生を集めるため、平成21年度入試から「地域別入試」を実施することとなった。

 昭和大学は、1年次に山梨県富士吉田市で4学部合同の全寮制による教育を行っている。同大医学部は現在、入学者数の約7割が関東地方出身で占められるなど、首都圏偏在が顕著となっているが、今回導入される「地域別入試」では、幅広い地域から集まった、異なる地域文化を持つ学生たちが全寮制生活を通じ交流することで、人格形成に大きく寄与するという期待もある。入学後は、第3学年においても地域医療の重要性を肌で感じることのできる実習などで、医師偏在に少なからず貢献できると考えている。

 地域別入試の出願条件は、高等学校もしくは中等教育学校を平成21年3月卒業見込の者であること。さらに、同大のアドミッションポリシーに加えた下記のいずれかの要件を満たす者であることが条件となっている。
  1)出身地の医療や社会情勢に関心を持っている者
  2)将来、出身地での医療貢献を考えている者

【募集人員】12名(各地域2名)
全国を6地域に分けて、地域別入試を実施する。受験地域は出身高校の所在による。
(1)北海道・東北 (2)関東 (3)甲信越・東海
(4)近畿・北陸 (5)中国・四国 (6)九州・沖縄

【出願期間】平成20年12月18日(木)~平成21年1月16日(金)必着

【入試日程】一次:平成21年1月17日(土)・18日(日)
      二次:平成21年2月13日(金)

【選考方法】一次:学力試験(大学入試センター試験)
      二次:小論文・面接

【合格発表】一次:平成21年2月9日(月)正午
      二次:平成21年2月16日(月)午後3時

▼本件に関する問い合わせ先
 昭和大学 教務部医学部教務課
 〒142-8555 東京都品川区旗の台1-5-8
 TEL: 03-3784-8022
 FAX: 03-3784-8021
 Mail: mkyoumu@ofc.showa-u.ac.jp
 http://www.showa-u.ac.jp/