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東洋大学「現代GP」プログラム──工学部建築学科「まちかど講評会」を旧鶴川座で開催

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今日、地方都市における中心市街地の空洞化が大きな問題となっているが、そうした中、埼玉県川越市は歴史的な町並みを活かして、活性化に成功したモデルとしてよく知られている。“小江戸川越”の魅力的なまちづくりをさらに進めるため、東洋大学が取り組む地域連携プログラム。

 東洋大学工学部は、7月20日(日)・21日(祝)の両日、旧鶴川座(川越市連雀町)にて、建築学科学生による「まちかど講評会」を開催する。

 内容は、学生たちが、メインストリートから外れている歴史的な建造物である「旧山崎家別邸」を取り囲む敷地を活かし、地元住民や観光客が気軽に立ち寄ることのできる新たな交流の場『まちなか交流館』の設計提案を行うというもの。首都圏に残る唯一の伝統的な木造芝居小屋とされる「旧鶴川座」(現在は使用されていない)を会場に行う。

 なお、「まちかど講評会」は、平成19年度文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されている地域連携型プログラム『ものづくりから学生と地域を育てる共生教育―「つくる」をテーマに「持続型共生教育プログラム:川越学」の展開へ』の取り組みの一つ。

※プログラムの詳細は東洋大学「現代GP」WEBサイトをご覧ください。
http://gp.eng.toyo.ac.jp/


■日  時: 7月20日(日)・21日(祝)
       10時30分~16時
 開催期間中は会場に学生が常駐し、見学者が訪れる都度、各自の提案の解説(プレゼン)を行い、その場で講評をいただく。地域の方々との触れ合いの中で、地域の課題と自らのものづくりへのまなざしを養っていく仕組み。
 今年度は、川越のまちづくりを実践されている方々や川越にゆかりのある建築家をお迎えし、まちの実情や実態に即したディスカッションの場「全体講評会」を両日14時~16時に設けている。

【両日14時~16時】
★7月20日(日)のゲストクリティーク
  ・可児一男氏(一番街町並み委員会) 
  ・福田喜文氏(蔵の会事業部長) 
  ・藤井美登利氏(織物市場の会)
  ・馬場 崇氏(建築学科非常勤講師、川越にて共和木材建築設計室主宰)
★7月21日(祝)のゲストクリティーク
  ・藤村龍至氏(川越出身の建築家、藤村龍至建築設計事務所主宰)
  ・工藤和美工学部教授(建築家)との講評セッション

■会  場: 「旧鶴川座」蓮馨寺門前(川越市連雀町8-3)
   東武東上線「川越駅」東口下車 徒歩16分
   東武バス「蓮馨寺前」から徒歩1分

■対  象: 生徒・学生、一般の方などどなたでも
       当日会場にお越しください。事前のお申込みは必要ありません。


◎写真の説明
昨年の「まちかど講評会」の様子。これまでには、小江戸川越の「まちなかホール」「まちの駅」などのテーマで学生設計提案を発表した。“地域の方から設計を委託された建築家・プランナーとして、その期待に応える役割・責任を自覚する気持ち“をモットーに、この課題に臨んでいる。


▼本件に関する問い合わせ先
 東洋大学総務部広報課
 担当/吉田和弘・川俣英里
 TEL: 03-3945-7571  
 E-mail: mlkoho@ml.toyonet.toyo.ac.jp

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