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東邦大学理学部が2月18日に、学生主催の保全生物学セミナー公開講演会「里山の保全を考える」を開催

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東邦大学理学部(千葉県船橋市三山)では、2月18日(土)に公開講演会「里山の保全を考える」を開催する。これは、同学部が開講している「保全生物学セミナー」を履修する学生らが企画・運営するもの。当日は、講演者にNPO法人 四街道メダカの会代表の任海正衛氏を招請。四街道周辺の里山環境の現状や具体的な活動内容、その活動から見えてきた“将来に残すべき里山”などについて講演を行うほか、自然環境の保全活動を行いたいと考えている人に向けてアドバイスを行う。参加費無料、事前申し込み不要。

 東邦大学習志野キャンパス(千葉県船橋市三山)では、2月18日(土)に学生主催の「保全生物学セミナー公開講演会」を開催する。これは、理学部で開講している講義「保全生物学セミナー」を履修する学生らが企画・運営するもの。自然環境への配慮をベースに地域社会とつながりをもって活動している方を講師に招き、現場の話を直接聞くことで、自然環境の保全活動の現状を知り、学問と現場をつなぐ新たな視点・情報を提供することを目的としている。

 今回の講演会では、講演者にNPO法人「四街道メダカの会()」代表・任海正衛氏を招請。「里山の保全を考える」をテーマに、メダカの保全活動を通して見えてきた“将来に残すべき里山”について講演を行う。詳細は以下の通り。

◆保全生物学セミナー公開講演会
【テーマ】
 「里山の保全を考える」
【開催日時】
 2012年2月18日(土)13:00~14:00
【会場】
 東邦大学習志野キャンパス 習志野メディアセンター
 マルチメディアスタジオ
【定員】
 100名
【その他】
 参加費無料、事前申し込み不要。
【講師】
 任海正衛氏(NPO法人 四街道メダカの会 代表)
【講演内容】
 日本人になじみ深いメダカやホタルをはじめとする身近な生き物は、現在生息地の破壊や環境汚染などにより各地で絶滅の危機に瀕している。しかし、その原因やメカニズムは必ずしも解明されていない。そのため、それらの生き物を絶滅から守り、保全する学問である保全生物学は、さらなる発展と人材の育成が求められている。
 この講演会では、「四街道メダカの会」の活動フィールドである四街道周辺の里山環境の現状や具体的な活動内容、その活動から見えてきた将来に残すべき里山などについて、同会代表の任海正衛氏が講演。また、自然環境の保全活動を行いたいと考えている人に向けてアドバイスも行う。

※NPO法人 四街道メダカの会
 田んぼや小川にメダカやトンボ、ホタルなどが戻ってこられるよう、身近な自然環境の復活や保全を目的に、任意団体として平成13年に設立。現在はNPO法人(平成18年~)として、約60人の会員が四街道市の水系調査、メダカの里親制度の実施などといったさまざまな取り組みを行っている。昨年には、これらの活動が評価され「第2回 いきものにぎわい市民活動大賞(富士フイルム・グリーンファンド活動奨励賞)」を受賞。

▼本件についてのお問い合わせ先
 東邦大学 経営企画部 広報担当/理学部 東京湾生態系研究センター 森上 需
 (〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1)
 TEL/FAX: 047-472-1159
 E-mail: press@toho-u.ac.jp