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帝京大学メディアライブラリーセンターは10月30日（水）、パシフィコ横浜にて開催される「第15回図書館総合展」でフォーラム「＜共読ライブラリー＞2年目の挑戦！！「学びの力」を獲得する「共読」学習支援プログラムの開発 ～読書と学習支援のあたらしいカタチ～」を開催する。これは、図書館や出版、書店の関係者を対象に行うもの。当日は、発展的循環型の読書形態である「共読」（※）の環境を整えるために同大が取り組んでいる全学的プログラム「共読ライブラリー」の現状や今後の展望などについて紹介する。また、開催期間中の29日（火）～31日（木）はプレゼンテーションコーナーや実機・体験コーナーなどのブース展示も行う。入場無料、フォーラムは要事前申し込み。
帝京大学メディアライブラリーセンターでは、編集に関する基礎研究や編集学校の運営などを手がける「編集工学研究所」（所長：松岡正剛氏）との共同企画で「共読ライブラリー」プロジェクトに取り組んでいる。これは、読書の習慣化による学習基礎力の向上および情報編集力の獲得を目的に行うもの。
このプロジェクトは4か年計画で（1）黒板書架を使った共読プログラム、（2）読書スキル向上のためのオンライン読書術コースウェア、（3）共読イベント・広報ツール開発、（4）共読空間構築の4つのメニューを総合的に実施。
2年目となる今年は、特に授業との連携のなかで読書スキルの向上を目指す「読書術コースウェア」導入を中心に展開している。
こうした中、同センターは、10月29日（火）から31日（木）まで、パシフィコ横浜にて開催される「第15回図書館総合展」で、共読ライブラリーに関するブース出展およびフォーラムを開催する。主な概要は下記のとおり。
（※）共読とは？
本を勧めたり、連ねたり、読み合わせたり、評し合う読書の形態。普通の読書を自己完結型とすると、「共読」は発展的循環型の読書と言える。「共読」を習慣化することで、読書で得る情報を共有、交換し合い、その価値と効果を相互に高めることが可能となる。
◆展示ブース 帝京大学メディアライブラリーセンター・編集工学研究所
【日 時】
10月29日（火）～10月31日（木） 10：00～18：00
【会 場】
パシフィコ横浜 展示ホールD
◆フォーラム「＜共読ライブラリー＞ 2年目の挑戦！！「学びの力」を獲得する「共読」学習支援プログラムの開発 ～読書と学習支援のあたらしいカタチ～」
【日 時】
10月30日（水） 10：00～11：30
【会 場】
パシフィコ横浜 第5会場(アネックスホール205)
【講 師】
小林昌二氏（帝京大学メディアライブラリーセンター館長）
中嶋 康・中満恒子・辺見純子・堀野貞美（帝京大学メディアライブラリーセンター）
共読サポーター（帝京大学学生）
読書術ナビゲーター（イシス編集学校）
【内 容】
授業と連携しながらオンラインで汎用的な読書術を習得する「読書術コースウェア」の導入レポートを中心に、読書と学習支援のあたらしい学びのカタチについて参加者とともに考えたい。 展示ブースでは、同センターで使用している「黒板本棚」を設置し、学生や職員の手書きリコメンデーションを再現する。また、フォーラムと連動した「読書術コースウェア」体験や「書棚ワークショップ」の開催、共読サポーターによる「共読ガチャガチャ」「共読缶バッチ工房」などお楽しみ企画も満載。
【フォーラムお申し込み】
https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/sogoten/
【図書館総合展とは】
図書館を使う人、図書館で働く人、図書館に関わる仕事をしている人達が、“図書館の今後”について考え、「新たなパートナーシップ」を築いていく場。第1回図書館総合展が1999年に開催されて以来、年に一度のペースで開催が続き、今年で15回目を迎える。
当日は、図書館にまつわるさまざまなフォーラムやプレゼンテーション、多様な団体によるポスターセッション、そして企業による最新の技術や動向が伺えるブース出展など、多彩な企画が行われる。
●図書館総合展
http://2013.libraryfair.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
帝京大学メディアライブラリーセンター
TEL： 042-678-3315
（平日 8：45～17：00まで 土曜 8：45～13：00まで 日曜・祝日は休館）
https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/tos.html
大盛況だった展示ブース（昨年度の様子）