筑波学院大学

筑波学院大学がセグウェイSegway 活用で小学校児童の下校時支援活動

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筑波学院大学(つくば市 学長大島愼子)は地域貢献活動の実践科目授業の一環として、学生がモビリティロボットであるセグウェイを利用し、近隣小学校の下校時支援を開始した。これは、ロボット特区公道実験を行う茨城県つくば市に協力している学生たちが、10月よりセグウェイの有効活用の試みとして開始したもの。毎週水曜日、3年生7名の学生が2班に分かれて、大学近くの吾妻小学校の児童の下校時に通学路内の信号がない横断歩道、見通しの悪い路地などの危険個所をセグウェイで見回り、児童を誘導して安全をチェックしている。

 筑波学院大学は「つくば市をキャンパスに」、学生が教室から外に出て社会貢献活動を行い、つくば市に協力して各種の活動を行ってきた。

 昨年、ロボット特区公道実験を行うつくば市に協力して、アメリカで開発された電動立ち乗り二輪車セグウェイを導入し、つくば駅付近のゴミひろい、また観光案内などを行ってきた。このたび、2台目のセグウェイ導入に伴い、学生が主体となって利用法を考案する中で、吾妻小学校のPTAホームページに掲載されている「安全マップ」に記載された危険個所を検証し、児童の下校時に見回りを開始することにした。

 危険個所の例としては、つくば駅西の十字路は見通しが悪く、急に右左折する車が多い、また小学校前の十字路は信号無視の車が多いなど注意が必要な場所で、それぞれ児童を誘導している。

 雨天は原則としてセグウェイ利用は中止であるが、日本で唯一公道を走行できるつくば市で、小学生がセグウェイに親しむ機会を提供している。

 セグウェイは、体重移動で加速や方向転換が可能なモビリティロボットである。
 筑波学院大学では、教職員や学生がライセンスを取得し、つくば市に協力して、試乗会やセグウェイ市内ツアーで参加者にセグウェイの操作方法や、ツアーのガイドを行っている。

4713 小学校下校時の安全確認

4714 セグウェイ利用のごみひろい