学習院大学

学習院大学が9月27日~12月6日まで史料館常設展「桜圃名宝」を開催――皇室からの下賜工藝品や、幕末維新の志士の墨蹟、乃木希典の遺書など、寺内家旧蔵の貴重な資料を公開

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学習院大学史料館では平成25年度に、長州出身の軍人・政治家で、第18代内閣総理大臣を務めた寺内正毅とその息子・寿一が遺した寺内家旧蔵の品350点余りを新しく収集した。同館では9月27日(土)~平成26年12月6日(土)まで、この新収資料を公開する展覧会「桜圃名宝」(おうほめいほう)展を開催。漆藝や墨蹟など30点ほどを紹介するほか、第10代学習院長であった乃木希典が自刃直前に寺内正毅に宛てた書簡(大正元年9月12日付)も初公開する。観覧無料。

 寺内正毅(1852-1919)は号を桜圃といい、長州出身の軍人・政治家で、明治から大正にかけて陸軍大臣や初代朝鮮総督を務め、大正5年(1916)に第18代内閣総理大臣となった。

 平成25年度に学習院大学史料館が新たに収集した寺内正毅・寿一関係資料は、役職歴任に伴い皇室から下賜された品々や、交流のあった人々からの書簡、収集された幕末維新の志士たちの書など、正毅とその息子寿一が遺した寺内家旧蔵の品350点余りからなる。

 今回の展覧会「桜圃名宝」では、その中から選りすぐりの漆藝や墨蹟など30点ほどを紹介する。
 第10代学習院長であった乃木希典が自刃直前に寺内正毅に宛てた書簡(大正元年9月12日付)も初公開。

◎近代史・美術工藝史研究ともに注目の資料、ぜひご覧ください。

◆史料館常設展「桜圃名宝」―おうほめいほう―
【開催日時】
 平成26年9月27日(土)~平成26年12月6日(土)
 平日・土曜 10:00~17:00
 ※日曜、祝日、10月17日(金)、10月31日(金)~11月4日(火)は休館。
 ただし、10/3(金)は史料館講座のため18:00まで特別開室。

【開催場所】
 学習院大学史料館展示室(北2号館1階)

※観覧無料

【ギャラリートーク(各回30分程度、予約不要・参加無料)】
 10月25日(土)12:00~
 11月22日(土)12:00~
※ご参加の方は、時間までに展示室にお集まりください。

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人学習院 総合企画部広報課
 TEL: 03-3986-0221
 E-mail: koho-off@gakushuin.ac.jp