大阪産業大学

大阪産業大学ソーラーカープロジェクトが「ソーラーカーレース鈴鹿2017」で総合2位 -- 新エネルギービークルプロジェクトはEne-1GPクラス優勝

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大阪産業大学(大阪府大東市)ソーラーカープロジェクトは、8月4日~5日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催された「FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2017(国際格式)」に出場し、総合2位でゴール。ドリームクラスではクラス優勝(カテゴリー1 最高位)し6連覇を達成した。また、8月6日開催の「2017 Ene-1GP SUZUKA」では新エネルギービークルプロジェクトが6回目のクラス優勝に輝いた。

 大阪産業大学ソーラーカープロジェクトは、同大が社会人基礎力の育成を目的として全学的に展開する「プロジェクト共育」の一環として行っているもの。学生らが自主的に各活動に取り組むことを通じ、問題解決能力を養うことを目指している。

 「ソーラーカーレース鈴鹿2017」では、世界一のソーラーパネルモジュールメーカー「トリナ・ソーラー」の協力により、今年度も同大向けに新たに製作されたソーラーパネルモジュールを搭載してレースに臨んだ。
 8月5日の決勝レースは、台風の影響もあってか不安定な候の中で開催された。第1ドライバーは同大OGの三浦愛さん(機械工学科2012年卒、現: 株式会社エクセディ、F3ドライバー)が務め、終始安定した走行で3時間半をドライブ。第2ドライバーで兄の三浦純さんに交代後もトラブル無く走行を続け、エントリー49台中、総合2位(クラス1位)でゴールした。
 今回チームの代表を務めた村上雅享さん(入試課 兼 プロジェクト共育支援担当)は、「昨年より本学のソーラーカーも旧型にカテゴライズされることになり、バッテリー搭載量が他のクラスより少なくなる影響から、エネルギー的に厳しいレース展開が続きましたが、チームメンバーが一丸となって頑張ることができた結果がカタチになって、本当に嬉しかったです。応援してくださった皆様に心より感謝を伝えたいです」と語った。

 また、翌8月6日に開催された「2017 Ene-1GP SUZUKA」のKV-40チャレンジには、新エネルギービークルプロジェクトから3台の車両が出場した。同プロジェクトは21世紀のモータリゼーションのあり方を社会に向け発信しており、新エネルギーによるビークル(車両)を製作し、環境問題について普及啓発を推進している。
 KV-40チャレンジは充電式エボルタ単3電池で鈴鹿サーキットのフルコースを3回走行。その合計タイムで順位が決められる。KV-1クラスに参加した車両は自己のもつベストタイムを更新し続け、大学・高専・専門学校部門において6回目となるクラス優勝に輝いた。
 KV-1クラスの学生代表を務めた筒井雄太さん(交通機械工学科3回生)は、「今年もチームメンバーの努力が実って、良い結果を残すことができて本当に嬉しかったです。ただ課題も少しあったので、次年度に向けて早速改良を始めたいと思います」と語った。
 Ene-1GPのチーム代表を務めた須藤隆さん(全学教育機構)も、「今回の成果は、全て学生の頑張りによるものです。彼らを本当に褒めてやりたいです。また頑張りますので、応援してください」と笑顔でコメントした。

▼本件に関する問い合わせ先
 大阪産業大学 教育研究推進センター 教学推進課
 〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1
 TEL: 072-875-3001
 FAX: 072-871-1267