京都外国語大学

仲間と共に自分たちの力で外国語劇を完成させる、外大ならではの伝統行事――京都外国語大学が「第53回 語劇祭“~It's me!(53)主役は私だ語劇祭~”」を開催

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京都外国語大学では、10月29日(土)~31日(月)に、「第53回 語劇祭“~It's me! (53) 主役は私だ語劇祭~”」を開催する。これは、キャストから裏方のスタッフまですべてを学生自身の手で行い、舞台を自分たちの力で完成させる“外国語大学”ならではの伝統行事。日本語を母語とする学生は7言語の外国語で、外国人留学生は日本語で個性あふれる劇を演じる。演目は一般客にも馴染みのあるものが多く、すべて日本語字幕がつくので、外国語が分からなくても楽しめる。入場無料。

 京都外国語大学では毎年、「外大祭」(学園祭)と同時に「語劇祭」を開催している。これは、英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・中国語・イタリア語の7言語を学ぶ学生団体と、日本語を学ぶ外国人留学生が作り上げる“外国語大学”ならではの伝統行事。今年で53回目の歴史を重ねるこのイベントは、学生が日頃の学びやクラブ活動の成果を発表する場として、学内外から好評を博している。

 「語劇祭」の大きな特徴は、キャストや裏方のスタッフなどもすべて学生が務めることにある。さらに、劇を演じる学生は、セリフを暗記することはもちろん、発音やイントネーション、表現方法にも力を入れ、練習を重ねていく。個性あふれる完成度の高い劇は、語学力の向上に加え、語学を学習する上での大きな励みにもなっている。

 また、実行委員会では、語劇のさらなる充実を図ることを目的に「ゴールデンスター賞」および各部門賞を設けている。各グループは受賞を目指し、正統派の古典劇から現代ドラマ、コメディまでの多彩な演目を一丸となって作り上げていく。

 53回目となる今年は、10月29日(土)~31日(月)の3日間に、「第53回 語劇祭“~It's me!(53) 主役は私だ語劇祭~”」と題して開催。初日の29日には、留学生会による日本語劇『夕立 ~ソナギ~』を上演し、外国人留学生たちが日々の学習の中で磨いた流暢な日本語を披露する。詳細は以下の通り。

【プログラム】
 ●10月29日(土)
   10:00~ 中国語研究会 『怪兽电力公司 ~モンスターズ・インク~』
   13:00~ ブラジルポルトガル語研究会 『Muina de Tempo』
   16:00~ 留学生会 『夕立 ~ソナギ~』
   19:00~ スペイン語研究会 『La historia “José”ホセの物語』
 ●10月30日(日)
   10:00~ E.S.S.『Alice’s Adventures in PrincESS World ~迷いこんだアリス~』
 ●10月31日(月)
   10:30~ ドイツ語研究会 『Der vierte Stuhl ~Die Geschichte,über die niemand weiß~ 4番目の椅子~だれも知らない物語~』
   13:30~ フランス語研究会 『ある夜明け』
   16:30~ イタリア語研究会 『かぐや姫 ~高貴なる者共の姫争奪戦~』
   19:00~ ゴールデンスター賞授賞式

【会場】
 京都外国語大学 森田記念講堂
  アクセス:市バス「京都外大前」下車
       阪急「西院」下車、西へ徒歩15分
       地下鉄 東西線「太秦天神川」下車、南へ徒歩13分
【その他】
 入場無料、外国語劇はすべて日本語字幕付き

▼本件に関する問い合わせ先
 京都外国語大学 語劇祭実行委員会
 〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
 TEL: 075-322-6021(学生部呼出)
 FAX: 075-322-6218
 URL: http://www.kufs.ac.jp/student/gogeki/

2527 留学生会による「ライオンキング」(昨年度の語劇祭より)

2528 ドイツ語研究会による「ブレーメンの音楽隊」(昨年度の語劇祭より)

2529 グランドフィナーレ(昨年度の語劇祭より)