東京家政大学

子どもの“服”を通じて「近代」を考える──東京家政大学博物館 春の企画展『わたしの服・ぼくの服 ~和と洋のはざまで~』

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東京家政大学では5月18日より、同大博物館にて『わたしの服・ぼくの服 ~和と洋のはざまで~』と題する春の企画展を開催する。明治の文明開化を経て、近代化とともに移り変わってきた「子ども服」の展示を通じ、時代を超えて変わらない「子どもたちの健やかな成長を願う人々の想い」を考える機会となりそうだ。

 東京家政大学(東京都板橋区)では5月18日(日)~6月9日(月)、同大博物館において『わたしの服・ぼくの服 ~和と洋のはざまで~』と題する春の企画展を開催。明治から昭和中頃にかけての貴重な日本の「子ども服」のコレクションを展示する。

 明治の文明開化と共にもたらされた「洋服」は、当初上流階級や特定の職業の人々などに限られたものであったが、大正・昭和にかけて徐々に日本人の衣生活に定着していき、戦後の復興期にはほぼ完全に和服にとって代わった。
 同展では時代とともに変化する子ども服を通じて、日本の「近代化」の軌跡が体感できるとともに、時代を超えて変わることのない「子どもたちの健やかな成長を願う人々の想い」も感じ取ることができる。また、その時代を知る人々にとっては、かつてのお気に入りの服、懐かしい服に再会できる機会となるだろう。

 なお、期間中の2日間は、かわいいアップリケの小物を作ることのできるイベント(下記参照)も予定している。

【春の企画展『わたしの服・ぼくの服 ~和と洋のはざまで~』概要】
開催場所:東京家政大学博物館
(東京家政大学内・板橋校舎百周年記念館5階 第1展示室)
  東京都板橋区加賀1-18-1
開催期間:2008年5月18日(日)~6月9日(月)
休館日:日曜(5月18日は開館)
開催時間:9時30分~17時(入館は閉館の30分前)
     金曜は18時まで開館
観覧料:無料

【イベント『かわいいアップリケの小物を作ってみましょう!』】
開催日:5月28日(水)・6月5日(木)
開催時間:13:30~15:30
当日受付 先着20名(参加費・材料費は無料)
*会場は当日ご案内します。

▼本件に関するお問い合わせ先:
東京家政大学博物館
TEL.03-3961-2918
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/

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