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川崎医療福祉大学の学生による、子どもへの犯罪防止活動『ますかッチ』が地域に根ざした団体として評価。11月からは、地元の小学校における安全マップ作りのリーダーとしての活躍が期待されている。
近年、子どもを対象とした犯罪が深刻化しつつあること受けて、川崎医療福祉大学(岡山県倉敷市)の学生たちは平成18年7月から“子どもへの犯罪”防止活動を行っている。
同大は医療、福祉の理念を教育の基盤にすえ、看護や健康体育等の人の健康支援と幸せを探究するための専門職を育成している。こうした中、学生たちも身近に行える子どもたちへの支援活動がないかと考え、学生による犯罪防止活動を始めることとなった。
活動を始めるに当たっては倉敷警察署に協力を仰ぎ、活動する学生本人も犯罪者に狙われないようにするための防犯対策の方法や、犯罪の現状についてなど、防犯活動を実施していく上で必要な知識を得るための講演も行われた。
学生たちの主な活動場所は、大学の近隣学区周辺の通学路と中央公園等の遊び場で、下校時の地域安全パトロールや挨拶運動、公園の落書き消しや清掃活動などを行う。学校からの希望があれば、地域安全マップの作成や防犯教室も行う予定で、岡山県が主催する「地域安全マップ指導者養成講座」にも積極的に参加・受講。地域安全マップ作りのリーダーとして認定書をもらい、いつでも協力ができる準備を整えてきた。
そして、『ますかッチ』の活動3年目にして、念願の地域安全マップ作りのグループリーダーとしての活動が本格的に始まることになった。11月8日(土)には同大近隣の小学校で、地域の人を対象にした倉敷初の地域安全マップ作りを行う。
地域安全マップ作りへの必要性が高まる中、学生の活動の場がますます拡大し、それに伴って社会貢献に対する学生の意識も高まることが期待されている。
▼本件に関するお問い合わせ先
川崎医療福祉大学 入試課
TEL: 086-464-1004(入試課直通)
http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/