拓殖大学

創設10周年の国際学部が「長期研修」をさらに強化――拓殖大学

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今年で創設10年を迎える拓殖大学国際学部は、4月から北海道での半年農業研修プログラムを開始する。また、長期研修等に対する単位認定制度の導入により、長期の研修・留学を強力に支援。創設以来のうたい文句である「実践重視」を、更に徹底していく方針だ。

 拓殖大学(東京都文京区)国際学部は、創立100周年を迎えた2000年に開設され、今年で10周年を迎える。学部の名称変更やカリキュラムの改訂などにより10年間で大きく成長した国際学部だが、今年は新たな研修プログラムのスタートや「長期開発研修」科目の新設など、更なる飛躍に向けたカリキュラム強化を進めている。

 今年4月にスタートする「北海道半年農業研修」は、拓殖大学北海道短期大学(北短)の広大なキャンパスを利用する。
 参加学生は北短・環境農学科の正規の授業を受講し、田畑など現地の施設を利用した農業実習と農業関連科目により、農業の基礎技術と知識を修得。実習では土作り、種まき・植え付けや施肥、管理など作物栽培の一連の過程を体験する。農作業の合間を見はからって、北海道観光研修ツアーにも参加することもできる。また北短・経営経済科の観光関連科目やその他科目の授業も受けることが可能だ。
 第1期生となるのは11人で、4月に北海道へ向け出発予定。研修期間は4月上旬から原則4か月、夏の追加研修を希望する場合は6か月間を予定している。

 また、このような長期研修・留学を側面から支援するための「長期開発研修」科目を、今年4月に新設する。これは、実質3か月以上の海外留学や国内研修、ボランティア活動に対して6単位を認定するという画期的な制度。研修参加後に所定の課題を提出し合格すると6単位が認定される。
 既存の「開発研修」科目は10日以上の研修に対し2単位を認定するものだったが、新設の「長期開発研修」科目を利用すれば、卒業単位をあまり気にすることなく、長期の留学や研修に積極的に参加することが可能となった。

▼本件に関する問い合わせ先
 拓殖大学 広報部広報課
 TEL: 03-3947-7160
 FAX: 03-3947-7812
 E-mail: web_pub@ofc.takushoku-u.ac.jp
 http://www.takushoku-u.ac.jp/