川崎医療福祉大学

理学療法士・作業療法士を養成するリハビリテーション学科が、臨床実習機関との「臨床実習指導打ち合わせ会」を開催――川崎医療福祉大学

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川崎医療福祉大学(岡山県倉敷市)医療技術学部のリハビリテーション学科は、臨床現場に密着した実習を行えることが特徴だ。2月下旬には、実習指導者と大学教員との連携を密にし、優秀な理学療法士・作業療法士の養成につなげるため、「臨床実習指導打ち合わせ会」を開催した。

 川崎医療福祉大学医療技術学部「リハビリテーション学科」では、臨床実習機関と密な連携を保ち、高齢者や障害者の機能回復や、生活の自立及び社会参加を支援できる専門知識・技術と豊かな人間性の備わった理学療法士・作業療法士の養成を目指している。

 同学科では4年生になると、理学療法専攻の学生は「理学療法臨床実習I・II・III」を、作業療法専攻の学生は「作業療法臨床実習I・II・III」を履修する。これらの科目は必修で、卒業するためには必ず履修しなければならない。もちろん、卒業後に理学療法士や作業療法士として仕事をするためにも必要不可欠な科目だ。臨床実習は、一人の学生が1回当たり8週間を3回行う。すなわち1カ所の病院または施設での実習を8週間、これを異なる3カ所の病院・施設で行うことになる。

 2009年度の実習期間は4月6日~5月30日、6月8日~8月1日、8月10日~10月3日。実習病院・施設の総数は、理学療法臨床実習が84、作業療法臨床実習が70の予定。

 実習が始まると、学生は8週間にわたり所定の病院・施設に通い、その病院・施設の理学療法士または作業療法士である臨床実習指導者の指導の下、理学療法・作業療法の実践を学ぶことになる。
 大学の教員は電話で実習指導者と連絡を取るほか、必ず1度は訪問して実習場面を見学し、学生と面談を行う。実習指導者の意見を聞き、学生指導を行っていくが、場合によっては何度も電話連絡や訪問指導が必要になることもある。臨床実習には、臨床実習指導者と大学教員の緊密な連携が不可欠なのだ。

 2月下旬に開催された「臨床実習指導打ち合わせ会議」は、その連携を図るための重要なイベントで、臨床実習指導者117名(理学療法士65名、作業療法士52名)、同大教員16名(理学療法士免許を有する教員8名、作業療法士免許を有する教員8名)が出席した。
 全体会議と専攻別会議の2部構成で開催され、全体会議では、教員から2008年度臨床実習の総括報告と2009年度臨床実習の計画や実習の進め方の説明があった。専攻別会議では臨床実習指導の先生から多くの質問や意見が出され、予定の1時間では足りないほどだった。
 会議後には学内レストランで懇親会が開かれた。

※参考:リハビリテーション学科オリジナルホームページ
 http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/reha/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
 〒701-0193 岡山県倉敷市松島288
 川崎医療福祉大学 入試課 
 TEL: 086-464-1004(入試課直通)
 http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/

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