龍谷大学

龍谷大学が代表を務める『多面的な国際交流の充実と高等教育の質向上に向けた国際連携プログラム開発』が平成21年度文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択

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龍谷大学を代表校とする国公私立13大学と京都市及び(財)大学コンソーシアム京都による連携取組『多面的な国際交流の充実と高等教育の質向上に向けた国際連携プログラム開発』が、平成21年度「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択された。この取り組みは、個別大学間の留学制度を複数大学間に拡大するとともに、教職員の研修・交流を含め広範囲にわたる国際連動教育プログラムを構築することを目的としている。

 本取組は、50を超える大学・短期大学が集積している京都のスケールメリットを活かし、複数大学が連携して外国の複数大学の連合体との協力体制を築き、教職員の研修・交流プログラムを含む広範囲な交流連携プログラムを展開することにより、京都地域における高等教育の国際競争力の強化と教育の質の向上を目指す取組として、次の事業を推進する。

1. 短期留学プログラム及び中期・長期留学制度の創設
  日本人学生の国際的視野の育成をめざし、送り出し(派遣)と受け入れの両面で、様々な留学プログラムを開発し、国際通用性のあるものにする。
  (1)短期留学プログラムの開発(派遣・受入)
  (2)事前学習・事後学習用の教材の開発
  (3)中期留学プログラムの開発・検討
  (4)長期(交換)留学プログラムの開発・検討

2. 教職員連携プログラム
  高等教育の質の向上と国際競争力の強化を行うためには、教員の職能開発と意識改革が必要不可欠である。また、教育をサポートする職員にも同様のことが言える。その為、次のプログラムの開発・検討を行うことにより、日本の教育の質を国際水準に引き上げることを目指す。
  (1)教育の質保証に向けた研修・交流プログラムの開発・検討
  (2)教員の職能開発のための研修・交流プログラムの開発・検討
  (3)職員の職能開発に向けた研修・交流プログラムの開発・検討
  (4)相互交流・情報交換のためのネットワーク・パートナーシップの構築

3.将来に向けた展望
  (1)国際インターンシップ制度の構築
   ・国際社会に適応した人材を育成するための仕組みとして「海外インターンシップ制
    度」の構築をめざす。
   ・産業界の協力を得て、留学生のキャリアアップと人材育成を目的とした仕組みづく
    りをめざす。
  (2)単位互換制度の確立
   現在、日本各地で実施されている単位互換制度を、国際的な単位互換制度に発展・
   充実させる。
  (3)教育評価等の国際的指標の確立
   教育の質やその内容等を国際的水準に近づけることを目的に、連携先における
   様々な評価に関する調査・研究を行い、将来の国際水準に基づいた教育の質の保
   証や、国際的な単位互換制度やeラーニングの導入を目指す。

4.支援体制の拡充
 今回の国際連携プログラムの推進にあたっては、連携大学、京都市、(財)大学コンソーシアム京都だけでなく、海外の大学との連携構築のため、大使館や連携先の海外の大学・関係機関等の支援も受け、事業を推進する。

▼本件に関する問い合わせ先
 龍谷大学国際部 TEL:  075-645-7898
 (財)大学コンソーシアム京都 総務・広報部

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