桃山学院大学

桃山学院が創立125周年・大学開学50周年を記念して「国際ワークキャンプ・大阪」開催

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桃山学院大学では学院創立125周年・大学開学50周年を記念して、9月13日(日)から25日(金)まで、環境問題と持続可能な開発・発展について人間開発の視点から考える2週間のワークキャンプ「国際ワークキャンプ・大阪」を実施する。アジア各国の学生に集まってもらい、これからのアジアが目指すべき未来を見いだすことが狙いである。


 桃山学院大学は、今年2009年に学院創立125周年・大学開学50周年を迎える。
 これを記念し、アジア各国の学生たちに同大へ集まってもらい、環境問題と持続可能な開発・発展について人間開発の視点から考える2週間のワークキャンプ「国際ワークキャンプ・大阪」を9月13日(日)~25日(金)に実施する。
 
 現在、世界のどの国にとっても、環境問題と持続可能な開発・発展が大きな問題となっている。特にアジア諸国にとっては、人口増加と経済発展が進む中、ただちに対処していかなければならない課題であることは間違いない。
 幸いにして、日本は他国に先行してきた経験と高度な技術力により、多くの問題に対する解決の手段を有している。また、豊かな自然と共生していた歴史を持ち、今また新しい共生の形を模索しているところでもある。
 
 こうした日本の技術・思想・取り組みを、これからの時代を担う各国の若者たちとともに学び、分析し、議論する。さらに、それをもとにして、これからのアジアが目指すべき未来を見いだすことが、今回のワークキャンプの狙いである。
 国の置かれた状況も背景もそれぞれに異なる各国の学生たちと、共に学ぶ喜びを共有することが期待される。
 
【テーマ「アジアにおける環境問題と持続可能な発展~人間開発の視点から」】
 ■日程
  2009年9月13日(日)~25日(金)
 ■会場
  桃山学院大学
  〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1
  TEL:0725-54-3131(代)
 ■使用言語
  英語
 ■参加大学
  韓国    聖公会大学校 学生2名 桃山学院大学大学院生1名
  フィリピン アジア・トリニティ大学 学生2名 スタッフ1名
  インド   ジャダヴプール大学(桃山学院大学への交換留学生) 学生2名
  日本    立教女学院短期大学 2名
        プール学院大学  1名
        桃山学院大学   14名
 ■プログラム概要
  1.講義による研修の機会を持つ。(生物多様性、環境社会学、環境政策、環境会計など)
  2.特別講演会の開催。(高野山大学前学長・生井智紹氏、JAL講演会「空から見た世界の環境」)
  3.参加学生が、自身の出身国や地域の抱える環境に関する問題やその取り組みについて報告し、世界が抱えている問題について理解を深め、討論する。
  4.日本、特に関西で行われている環境問題への取り組みについて学ぶ。(ホンダ鈴鹿工場訪問、大栄環境訪問、紀泉わいわい村でのエコ体験、桃山学院大学教授の指導の下、里山体験活動などフィールドワーク・リサーチ・報告会を行う。)
  5.特別講師としてJoyashree Roy氏(本学協定校Jadavpur大学経済学部教授・学部長、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC、2007年ノーベル平和賞)第4次評価報告書構成委員)を招き、講演、およびディスカッションの指導を頂く。
  6.この企画の目標として、「環境と人間開発に関するアジア学生宣言(桃山宣言)」を作成する。これを来日中のカンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ師に上程し、会見の時を待つ。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 桃山学院大学 チャペル事務室
 〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1
 TEL: 0725-54-3131(代)
 E-mail: isc2009@andrew.ac.jp