大妻女子大学

教員の“隠れた一面”で学生との交流を図る「ラーニング コモンズ・イベント」を開催――大妻女子大学

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大妻女子大学千代田キャンパスの図書館では、授業やオフィスアワー以外でも教員と学生が交流する機会が増えることを期待し、毎月1回「ラーニング コモンズ・イベント」を開催している。教員の研究分野に限らず、趣味や特技を活かした催しを開くことで、教員の“隠れた一面”を知ることができる意欲的な取り組みだ。次回6月26日(土)には、文学部英文学科の河野武教授による「Hushaby クラシックギターの響きとマザーグースの唄」を予定している。

 大妻女子大学千代田キャンパス・図書館4階にある「ラーニング コモンズ」(旧・グループ閲覧室)は、サークルやゼミの研究会の場として、あるいは文献・資料を持ち込み自習の場としても使える軽食OKの自由スペースだ。周囲を気にせずおしゃべりできるリラックス空間を館内に設けることで、研究・発表活動をより活性化させることを目的として、今春オープンした。
 
 同図書館ではこの空間を使い、毎月1回教員をゲストに招いて「ラーニング コモンズ・イベント」を開催している。テーマは教員の研究分野に限らず、趣味や特技を活かしたものでも構わない。授業以外でも教員と学生が交流する機会が増えることを狙いとし、教員の“隠れた一面”を知ることができる、図書館初の意欲的な取り組みとなっている。
 
 イベントはこれまでに2回開催しており、第1回の4月24日には、紙芝居収集家でもある短期大学部国文科の榎本千賀(えのもと・ちか)教授が、街頭紙芝居「黄金バット」を熱演。学生に太鼓や拍子木打ちを体験させたり、教授が子どもの頃に紙芝居を見た当時の思い出を話したりと、終始和やかな雰囲気であった。
 第2回の5月29日には「江戸の音を聞く 虚無僧尺八ダイジェスト」を開催した。文学部英文学科の村上丘(むらかみ・たかし)教授が稽古着に身を包み、7年がかりで収集した江戸期の古管を使って各地の伝統的な曲を披露。虚無僧(こむそう)や尺八の歴史解説もあり、参加者は音程や音色が複雑に変わっていく演奏に熱心に聞き入った。
 
 会場においても、イベントに関連した和綴じの古書や紙芝居台本集など資料の展示を行い、蔵書への関心が高まる工夫を凝らした。参加した学生からは、「先生ってタレントだなあ」「興味がわいたので、これからはいろんなジャンルの本に親しみたい」などと好評の声が寄せられた。
 
 次回は6月26日(土)に、文学部英文学科の河野武(こうの・たけし)教授による「Hushaby クラシックギターの響きとマザーグースの唄」が予定されている。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 大妻女子大学 広報戦略室
 東京都千代田区三番町12番地
 TEL: 03-5275-6159
 FAX: 03-5275-6800

1329 第1回 街頭紙芝居「黄金バット」

1330 第2回「江戸の音を聞く 虚無僧尺八ダイジェスト」