大妻女子大学

大妻女子大学で9月6日まで「JC-NETジョブコーチ養成研修」を開催――ジョブコーチ実践の第一人者・小川浩教授の指導のもと、マレーシアからの女性研修生も参加

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大妻女子大学多摩キャンパスでは9月2日(木)~6日(月)まで、ジョブコーチの専門養成事業である「JC-NETジョブコーチ養成研修」を開催する。これは、わが国におけるジョブコーチ実践の第一人者である人間関係学部人間福祉学科・小川浩教授が代表を務めるNPO法人「ジョブコーチ・ネットワーク」が主催するもの。今回は、同大の卒業生や国内の受講生らに交じってマレーシアの準公的機関やNGOなどで就労支援の実務に携わるマレーシア人女性6名も参加する。


 大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科の小川浩(おがわ・ひろし)教授が代表を務めるNPO法人「ジョブコーチ・ネットワーク(JC-NET)」は、9月2日(木)~6日(月)の5日間、同大多摩キャンパスにてジョブコーチ(※1)の専門養成事業「JC-NETジョブコーチ養成研修(職場適応援助者養成研修)」を開催する。同大人間福祉学科の学生もボランティアとして参加し、企業ジョブコーチを目指す同大卒業生を含む国内外の受講生らと交流することで、より多くの障害者がさまざまな職場で働ける環境づくりについて考える。
 
 また、今回はJICA(国際協力機構)のマレーシアにおけるジョブコーチ普及事業「障害者の社会参加支援サービスプロジェクト」(※2)のもと、準公的機関やNGOなどで就労支援の実務に携わるマレーシア人女性6名が来日・参加し、ジョブコーチの専門性を習得するとともに、人材育成のあり方を学ぶ。研修終了後は、大阪にて障害者雇用企業やジョブコーチの実践などを視察する予定だ。概要は以下の通り。
 
◆「JC-NETジョブコーチ養成研修」概要
 研修では、ジョブコーチの役割や心構え、障害者、企業双方への支援方法などを講義と演習を通して学ぶ。
【開催日時】
 9月2日(木)~6日(月) 9:00~17:30(予定)
【参加者】
 72名(マレーシア人6名、同大卒業生2名を含む)
【場所】
 大妻女子大学 多摩キャンパス
 (〒206-8540 東京都多摩市唐木田2丁目7番地1)
【交通】
 小田急多摩線「唐木田(からきだ)」駅下車徒歩5分
 
※1:ジョブコーチ 用語解説
 「ジョブコーチ」とは、障害者が一般企業で作業効率やコミュニケーションなどの課題を改善し、職場に円滑に適応できるように、地域障害者職業センターや福祉施設、事業所などに配置されて障害者と企業の橋渡しをする支援者のこと。
 改正障害者雇用促進法(2005年10月)により、ジョブコーチ養成が民間機関に開放され、わが国におけるジョブコーチ実践の第一人者である小川浩教授が、民間第1号の養成機関として2006年から厚労大臣指定養成研修を手がけている。
 参考:NPO法人ジョブコーチ・ネットワークWEBサイト( http://www.jc-net.jp/index.tsv
 
※2:「障害者の社会参加支援サービスプロジェクト」について
 同プロジェクトは2008年にスタートし、今年度で3年目となる。2008年、2009年には、小川教授がマレーシアを訪問し、現地で研修会を数回実施した。
 参考:JICAナレッジサイト「技術協力プロジェクト―障害者の社会参加支援サービスプロジェクト」
http://gwweb.jica.go.jp/km/ProjectView.nsf/VWAJPrint/10C670E5D99E3280492575D100352BDD
 
▼本件に関する問い合わせ先
 大妻女子大学 人間関係学部人間福祉学科教授 小川浩
 TEL: 090-8565-8919
 E-mail: qws06334◎nifty.com
 (注)◎は「@」(アットマーク)を示します。