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未だ実現できていない平和への希望を表現 全国156点の応募作品から「日本平和博物館会議」の公式ロゴマークを決定──立命館大学

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立命館大学国際平和ミュージアムも参加している日本平和博物館会議では、その活動を広く一般の方々に知って頂き、各館への参観を呼びかけることを目的に公式ロゴマークを募集し、このたび決定した。作品の募集は同会議に参加する平和博物館10館を通じて行い、全国から集まった156点から、最優秀作品1点、佳作2点を決定した。今後、日本平和博物館会議や加盟各館の活動を紹介するポスター・ちらし、Webなどの広報媒体で活用する。

 日本平和博物館会議()は、その活動を広く一般の方々に知っていただき、各館への参観を呼びかけることを目的に、公式ロゴマークを募集し、このたび決定した。
 作品の募集は同会議に参加する平和博物館10館を通じて行い、全国から集まった156点から、第一次選考、最終選考を経て最優秀作品1点、佳作2点を決定した。
 今後、日本平和博物館会議や加盟各館の活動を紹介するポスター・ちらし、Webなどの広報媒体で活用する。

■選考概要
 募集期間:2010年1月6日~3月31日
 選考期間:2010年6月~2011年1月 

【第一次選考】 
 審査員:大野木啓人(京都造形芸術大学教授)、津田睦美(成安造形大学教授)
 安斎育郎(立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長)
 高杉巴彦(立命館大学国際平和ミュージアム館長)、小関素明(同副館長)

【最終選考】
 加盟各館による投票

【最終決定日】
 2011年1月20日 最優秀作品1点、佳作2点
 応募総数:156点
 実施事務局:立命館大学国際平和ミュージアム

※日本平和博物館会議とは
 1994年結成。日本に存在する平和博物館のうち、比較的規模の大きい10館が参加している。「戦争の惨禍を人々に伝え平和の実現に資することを目的とする博物館が協力して調査・研究等を行うことにより、相互の連携を図りつつ平和推進事業の一層の発展を期すること」が目的。過去の戦争の被害や加害の問題に加えて、貧困や差別や環境問題など、能力の開花と平和の進展を妨げている様々な社会的暴力の克服のため、実物資料や写真、解説を展示し、来館者に平和創造のための努力への参加を呼びかけている。来館者数は10館合計で年間400万人に達する。

<参加する10館>
 沖縄県平和祈念資料館、ひめゆり平和祈念資料館、対馬丸記念館、長崎原爆資料館、広島平和記念資料館、ピースおおさか(大阪国際平和センター)、立命館大学国際平和ミュージアム、神奈川県立地球市民かながわプラザ、川崎市平和館、埼玉県平和資料館

最優秀作品(下記にデータを添付)
ロゴのデータが必要な方は立命館大学国際平和ミュージアム事務局へお問い合わせください。

■制作者
 高橋正広さん(東京都) 職業:クリエイティブディレクター 年齢:61歳

■作品コンセプト
 日本平和博物館会議のミッションである「永久」平和の希求を、世界へアピールする協働ネットワークと、そのたゆみない活動とを、「無限(∞)」記号のイメージに重ねて表象したもので、未だ途上にある「平和への状況」を中心部の不連続で示しています。しかしそれは、決して空白ではなく、そこに希望の光を見出す意思・信念を表現したものです。

▼本件に関する問い合わせ先
 立命館大学国際平和ミュージアム 担当:鳥井
 TEL: 075-465-8151
 FAX: 075-465-7899

1980 「日本平和博物館会議」公式ロゴマーク