立命館アジア太平洋大学

立命館アジア太平洋大学が10カ国語で「震災」関連動画を公開~国際学生のご家族他の皆さまを対象に、大分県内の放射性物質情報について情報発信中~

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立命館アジア太平洋大学の学生が、東日本大震災における大分県での影響について正確な情報を伝えるため、4月19日から、10カ国語(日本語含む)での動画による情報発信を開始した。

 これは、立命館アジア太平洋大学(以下APU)の呼びかけに賛同した、APU学生広報スタッフ(Student Press Assistant:通称SPA)を中心とする学生による情報発信活動である。不正確な震災報道で不安を感じている海外に住む国際学生の家族、および大分県在住の他大学の留学生に動画投稿サイトYouTubeで情報を伝えるほか、在学生へ向けてもAPUの在学生向けサイトで情報を発信している。
 
 動画内容は、さまざまな国・地域の学生が、大分県が発表する放射性物質に関する情報を母語に翻訳して自ら伝えたものである。大分県のホームページで日本語のみで公表されている、県内の空間放射線量および水道水中の放射性物質の測定値の見方を、図を使いながら解説している。
 現在、日本語を含む10カ国語での情報公開を行っているが、今後はさらに3カ国・地域の言語を追加して、のべ13カ国・地域の言語での情報公開を行う予定。

◆APU学生による、大分県内の放射性物質に関する情報発信サイトアクセス先と対応言語
●海外にお住まいの皆さま、及び県内在住の他大学の留学生向け
 URL: http://www.youtube.com/user/apupress(YouTube)
●在学生向け
 URL: http://www.apu.ac.jp/spa/hosyasen.html/ (APU在学生向けサイト)

●対応言語
 英語、韓国語、中国語(簡体字)、インドネシア語、ベトナム語、シンハラ語(スリランカ)、ネパール語、タイ語、日本語、クメール語(カンボジア)
 (のべ10カ国語対応:4月25日公開時点)
※今後、中国語(繁体字)、ベンガル語(バングラデシュ)、ウズベク語(ウズベキスタン)語を追加予定。 
 (追加言語は変動する可能性があります)

■学生広報スタッフ(Student Press Assistant:通称SPA)
 学生の視点でAPUの情報を発信する、APUの学生スタッフ。公式ホームページのニュース取材のほか、在学生向けサイトの企画・記事作成、フリーペーパーの発行など幅広い活動を行っています。

■在学生向けサイト“For APU Students, From APU Students”
 SPAの視点で、APUや学生の今を紹介したサイト。各コンテンツの企画から取材までをSPAが担当し、学生に役立つ情報を掲載しています。
 URL: http://www.apu.ac.jp/spa/

◆立命館アジア太平洋大学について
 立命館アジア太平洋大学(Ritsumeikan Asia Pacific University:通称APU)は、立命館学園創設100周年を記念して、2000年4月に大分市別府市に設立された私立大学である。
 21世紀のアジア太平洋地域を代表する国際社会で活躍できる人材を育成・輩出することを目的としており、開学以来120を超える国・地域から国際学生を受け入れている。
 2011年4月1日現在、81カ国・地域から集まる国際学生2718名と、国内学生3298名がAPUで学んでおり、教員も約半数が外国籍という「マルチカルチュラル・コミュニティ」を形成している。
 ※国際学生は、在留資格が「留学」の学生を指す。国内学生には、日本国籍および、在留資格が「留学」でない在日外国人を含む。