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白鴎大学が6月8日に公開講座「原子力エネルギーと原発事故の基礎知識 ~公表データの読み方~」を開催

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白鴎大学では6月8日(水)に、情報処理教育研究センター主催の公開講座「情報と人間」第25回「原子力エネルギーと原発事故の基礎知識 ~公表データの読み方~」を開催。東日本大震災の津波による「福島第一原発の事故」が大きな問題となっている中、「チェルノブイリ」を例に食糧汚染や放射線障害の問題を考えていく。事前予約不要。

 原子力が平和目的で利用されるようになって半世紀以上が経過し、今や「日本の総発電量の1/3は原子力による」とまでいわれるようになった。原子力発電は大気を汚す窒素酸化物や地球温暖化の原因である二酸化炭素を排出しない。しかし、旧ソ連の「チェルノブイリ原発事故」のように、一旦事故が起きると、大量の放射性物質がまき散らされ、深刻な被害を引き起こしかねないという問題がある。

 「何重にも保護対策が施されているので安全」といわれてきた原子力発電だが、わが国におけるその“安全神話”は、今年の3月に起きた東日本大震災の津波による「福島第一原発の事故」により、もろくも崩れ去った。
 放射性物質が放出され、その放射能の影響が心配されている。「福島」の事故はまだ予断を許さない状況にあるが、私たちはやみくもに恐れおののくのではなく、知り得る情報を冷静に受けとめ、今後の状況の推移に落ち着いて対処していく必要がある。

 今回の講演ではそのために必要な基礎知識(核分裂、放射能、ベクレルやシーベルトなどの単位)について解説を行い、「チェルノブイリ」を例に食糧汚染や放射線障害の問題を考える。

第25回 原子力エネルギーと原発事故の基礎知識
       ~公表データの読み方~

【開催日時】
 2011年6月8日(水) 16:30~18:00
【開催場所】
 白鴎大学本校舎 3号館5階 350教室
【講師】
 白鴎大学経営学部教授 師 啓二(もろ けいじ)先生
【対象】
 一般の方、学生、教職員など
【予約】
 特に事前の予約の必要はありません。当日直接お越しください。
【主催】
 白鴎大学 情報処理教育研究センター運営委員会

※参考: 公開講座「情報と人間」講演録
 http://www.hakuoh.ac.jp/annai/gaiyou/houjin/Center/links/kouen_mokuji.html


▼本件に関する問い合わせ先
 白鴎大学 総務部情報システム課
 〒323-8585 栃木県小山市大行寺1117
 TEL: 0285-22-9747(直通)
 E-Mail: ccstaff@ad.hakuoh.ac.jp