大妻女子大学

東京から被災地を支援――大妻女子大学の学生らが被災者の写真復元、おもちゃの仕分けや手作りスクールバッグの贈呈など大学の特色を生かした支援活動に励む

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このたびの東日本大震災を受けて、大妻女子大学では学生らがボランティア活動に取り組んでいる。社会情報学部の学生は「情報ボランティア」として、被災者の写真の復元作業に従事。家政学部児童学科の学生は、被災地の子どもたちへ届ける「おもちゃセット」の仕分け作業に参加した。さらに、家政学部被服学科の教員・助手・学生の有志で福島・双葉町の園児・小学生に手作りのスクールバッグ80枚を贈るなど、東京に居ながらにして大学の特色を生かした支援を行っている。

◆社会情報学部柴田准教授らが写真の復元作業「思い出サルベージ」を開始
 社会情報学部を擁する大妻女子大学らしい「情報ボランティア」活動として、同学部社会生活情報学専攻・柴田邦臣准教授と学生有志約20人が、ゴールデンウィークより東日本大震災の被災地から救い出された“思い出写真”のデジタル復元作業に携わっている。
 「思い出サルベージ」と名付けられたこのプログラムは、ネット社会の新たなボランティアの形であり、そのメリットは東京に居ながらにして支援活動の手伝いができることにある。

 柴田准教授は、「誰もが被災地に行って手伝えるわけではありません。しかし、本学の学生・社会情報学部の学生だからこそ、得意とするボランティアもあると思います。いま授業で学んでいる情報リテラシーを生かした社会貢献をとおして、震災を契機に揺れ動く時代に、積極的に関わり学んだ証を獲得してほしいと願っています」と話している。

 ●詳細はこちら
  http://www.gakuin.otsuma.ac.jp/news/2011/2011-0520-1823-4.html

◆家政学部児童学科の学生が、被災地向けおもちゃの仕分け作業に参加
 大妻女子大学家政学部児童学科の学生37人は、4月24日に東京おもちゃ美術館(東京・新宿区、旧四谷第四小学校)のグラウンドで、東日本大震災の被災地の子どもたちへ届ける「おもちゃセット」の仕分け作業を行った。

 当日は他大学の有志や地域のボランティアも参加する中、「乳児用セット」「幼児用セット」「学童用セット」「おもちゃ福袋」などの仕分け作業を行った。出来上がった「おもちゃセット」には、「あそびのレシピ」も付ける。これらのおもちゃは、岩手・陸前高田市や宮城・気仙沼市などの避難所へ運ばれ、5月から子どもたちの手に渡っている。

 ●詳細はこちら
  http://www.gakuin.otsuma.ac.jp/news/2011/2011-0502-1156-4.html

◆教員・助手・学生の有志が双葉町の子どもへ手作りスクールバッグを贈る
 大妻女子大学家政学部被服学科などの教員・助手・学生の有志はこのたび、地震・津波・原発事故の被害を受け、埼玉・加須市に町ごと避難している福島・双葉町の園児・小学生へ、励ましのメッセージカードを添えた災害義援品の手作りスクールバッグ80枚を贈った。バッグには、「災害義援品を通して被災者のみなさんと心だけでも寄り添いたい、教育界に身を置く一員として、次代の復興発展を担う子どもたちに少しでも役立つものを贈りたい」という気持ちが込められた。

 バッグには、それぞれ「おともだちと、なかよくげんきにあそんで、おおきくなってください」「いっしょうけんめいにつくりました!! とうきょうからおうえんしています」などの励ましのメッセージカードを添えた。バッグを受け取った双葉町の人たちからは、「離れていても思ってくださる気持ちがうれしい」と喜びの声が寄せられた。

 ●詳細はこちら
  http://www.gakuin.otsuma.ac.jp/news/2011/2011-0425-1708-4.html

▼本件に関する問い合わせ先
 大妻女子大学 広報戦略室
 東京都千代田区三番町12番地
 TEL: 03-5275-6159
 FAX: 03-5275-6800

2206 洗浄・乾燥した写真をデジカメでデータ化

2207 おもちゃの仕分け作業

2208 励ましのメッセージカードを添えて