立教大学

立教大学が6月11日に公開シンポジウムを開催――東日本大震災発生から3カ月「私たちがこれからできること―陸前高田を例に」~台湾大震災からの復興を描いた映画の上映と陸前高田でのボランティア体験談を通じてこれからの復興支援を考える~

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立教大学(吉岡知哉総長/東京都豊島区西池袋3-34-1)では6月11日(土)12時30分より、池袋キャンパス9号館大教室で、公開シンポジウム「私たちがこれからできること―陸前高田を例に」を開催する。

 シンポジウムは2部構成で、第1部は、1999年に発生した台湾大震災から再生していく人々を描いたドキュメンタリー映画「生命(いのち)―希望の贈り物」(台湾/2003年/142分)を上映する。
 第2部は、東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県の陸前高田でボランティア活動に従事しているRQ市民災害救援センターの足立千佳子氏、立教大学生2名、映画監督の池谷薫 立教大学現代心理学部映像身体学科特任教授より、陸前高田市の被災状況やボランティア活動についての報告を実施。今後、復興へ向けてわれわれが果たせることは何か、参加者と共に考えていく。

◆立教大学主催公開シンポジウム 「私たちがこれからできること―陸前高田を例に」
【日時】
 2011年6月11日(土)12:30~18:00
【場所】
 立教大学池袋キャンパス9号館大教室
【司会】
 砂川 浩慶(立教大学社会学部メディア社会学科准教授)
【参加費】
 無料、申込不要
【内容】
●第1部 12:30~15:10
 映画上映「生命(いのち)―希望の贈り物」(台湾/2003年/142分)
 ※呉乙峰(ウー・イフォン)監督作品。台湾大震災から再生していく人々のドキュメンタリー。山形国際ドキュメンタリー映画祭2003で優秀賞、ナント三大陸映画祭2003で観客賞など受賞。
●第2部 15:30~18:00
 シンポジウム「私たちがこれからできること―陸前高田を例に」
 [事前説明]工藤 秀夫(立教大学学生部学生生活課長)
 [シンポジスト]足立 千佳子 氏(RQ市民災害救援センター ボランティア)
           池谷 薫(映画監督・立教大学現代心理学部映像身体学科特任教授)
           立教大学在学生2名(被災地ボランティア体験者)
 ※工藤学生生活課長による「林業体験」を通じた立教大学と陸前高田市の関係について説明と、足立氏による現地でのボランティア活動状況の説明がなされた後、池谷特任教授と学生を交えて、被災地での体験をもとに今後の活動について話し合います。

【陸前高田市と立教大学の関係について】
 立教大学は、2003年より陸前高田市の協力を得て、夏季の正課外教育プログラム「林業体験―陸前高田の森に学ぶ―」を実施してきた。「林業体験」は、陸前高田市の通称生出地区にある「ホロタイの郷『炭の家』」を拠点に、学生たちが林業(下草刈りや枝打ち)や炭焼きなどを体験するものである。林業の場となる市有林は、「立教の森」と命名いただき、これまで大切に育んできた。

▼本件に関する問い合わせ先
 立教学院企画部広報課
 東京都豊島区西池袋3-34-1
 TEL: 03-3985-2202