東京医科歯科大学

アジアからの学生・研究者を招き、大学の魅力をアピール――東京医科歯科大学が8月28日~31日に「国際サマープログラム」を開催

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東京医科歯科大学では8月28日(日)~31日(水)に、「国際サマープログラム」を開催。アジア諸国の学生や若手研究者を招き、講義やキャンパスツアー、交流会などを行う。3回目を迎えた今年のテーマは“Organ/Tissue Development and Regeneration - Fundamentals and Clinical Applications”。最終日に行うシンポジウムの講師には、クローン羊ドリーで著名なイアン・ウィルムット博士らを招く予定。

 東京医科歯科大学では、国際貢献の一環として毎年「国際サマープログラム」を開催している。2009年から始まったこのプログラムは、アジア諸国の学生や若手研究者を数日間招き、講義・シンポジウム・交流事業を行うというもので、同大の国際的認知度の向上や、優秀な留学生の獲得に寄与している。

 2010年度は「感染と免疫」をテーマに開催。アジア16の国と地域から96人の参加応募者があり、選考に基づき計14の国と地域から26人(ガーナ・野口記念医学研究所からの2人を含む)を招聘し(参考:2009年度の参加者は11か国35名)、活発な質疑応答が繰り広げられた。

 3回目を迎えた今年は、“Organ/Tissue Development and Regeneration - Fundamentals and Clinical Applications”をテーマとして、8月28日(日)~31日(水)に開催。69人の応募者を選考した結果、14か国24人を招聘する。今回は同大大学院に入学意欲がある採択者が多く、研究室訪問や教員との面談などの機会を多く企画している。
 最終日8月31日(水)には、同大学生および教職員、学外研究者も参加可能なシンポジウムを開催。講師陣は、同大教員のほか、卒業生の大隅典子教授(東北大学)と上田実教授(名古屋大学)、Dr. Xiao Jing(Dalian Medical University)、Dr. Johan Hyllner(Cellarts, Sweden)、そしてクローン羊ドリーで著名なSir Ian Wilmut(The University of Edinburgh)を予定している。

 同大は現在、このプログラムが参加者にとって充実したものになるよう、全学的な協力を得ながら準備に取り組んでいる。さらに、今年度は同プログラムによる入学者を含む私費外国人留学生の博士課程入学者への奨学金制度や、個別入試制度の創設も併せて検討している。

※8月28日(日)~30日(火)のプログラムは、関係者のみ。8月31日(水)に開催されるシンポジウムについては、公開となっている。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京医科歯科大学広報室(総務部総務課広報掛)
 TEL: 03-5803-5011
 FAX: 03-5803-0272
 E-mail: kouhou.adm@tmd.ac.jp