摂南大学

一流ホテルでホスピタリティなどを学ぶ――摂南大学が藤田観光株式会社と包括協定を締結

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摂南大学では8月2日に、藤田観光株式会社と包括協定を締結した。この協定は、大学の持つ知的資源を地域貢献に結びつける取り組みを促進したいという思いと、地域経済・文化の発展をサポートしていきたいという藤田観光の顧客サービス充実への願いが一致したことによるもの。今後は主要研究領域を地域経済・観光経済とする経済学部を中心に、6学部12学科を擁する総合大学として、ホテル・観光業などを全国で展開する藤田観光と綿密な情報交換のもと、広いニーズに対応した新たな活動を展開していく予定。

 摂南大学(学長:今井光規)では8月2日に、藤田観光株式会社(代表取締役:末澤和政)と包括協定を締結した。今後、取り組みを予定している主な連携事業は以下の通り。

 (1)旅行・観光産業ならびにホテル・接客サービス産業で活躍しうる人材の育成
 (2)双方の教育、学術研究、業績の向上に関する相互支援
 (3)教職員、社員の相互交流
 (4)インターンシップ教育
 (5)その他双方が協議し同意した事業

 具体的な取り組み内容は、今後双方で協議していくことになるが、当面は主に以下の項目について連携して事業を進めていく。

 ・学生の職場見学、フィールド調査
 ・長期インターンシップの受け入れ
 ・大阪・太閤園の建物・施設の共同学術調査
 ・藤田観光によるゲスト講義や寄付講座など

◆摂南大学
 「理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人の育成」という建学の精神に則り、人間力・実践力・統合力を養い、自らが課題を発見し、解決することができる知的専門職業人の育成を教育の理念とする総合大学。
 6学部12学科と大学院5研究科を設置し、学生数約7,000人が在籍している。
 2012年4月に看護学部を開設予定(設置認可申請中)。

◆藤田観光株式会社
 ホテル・ブライダル・観光・不動産業など、さまざまな事業を全国展開。従業員数は約1,200人。ホテルでは世界有数のラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル椿山荘東京」、箱根駅伝の中継地点でおなじみの「箱根ホテル小涌園」、広大な回遊庭園や日本建築の粋を集めた大阪の「太閤園」などを運営。
 2008年10月から、全国に広がる事業拠点のネットワークを生かしたイベント「ふるさと発展のお手伝い」を展開中。

▼本協定に関する問い合わせ先
 ●摂南大学 経済学部事務室(担当:濱崎、尾川)
  TEL: 072-839-8120
  〒572-8508 大阪府寝屋川市池田中町17-8
 ●藤田観光 広報部(担当:小宮山、北原)
  TEL: 03-5981-7703
  〒112-8664 東京都文京区関口2-10-8

▼本件に関する取材の申し込み先
 学校法人 常翔学園 広報室 (担当:油井、木村)
 TEL: 06-6954-4026

2384 調印式(フォーシーズンズホテル椿山荘 東京) 藤田観光:末澤社長(右)、摂南大学:今井学長(左)