東京医科歯科大学

東日本大震災時の積極的な消防活動に対し、消防総監より感謝状――東京医科歯科大学

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東京医科歯科大学医学部附属病院では、3月11日の東日本大震災に伴い、九段会館で発生した災害に災害医療派遣チーム(東京DMAT)を派遣。傷病者の救護およびトリアージなどを行った。このたび、これらの積極的な消防活動の協力に対し、消防総監から感謝状が贈呈されることとなった。9月7日(水)に、同病院にて表彰式を行う。

■東京医科歯科大学DMAT隊による九段会館での消防活動
【3月11日 15時20分頃】
 九段会館(千代田区九段南1-6-5)講堂の天井崩落による多数傷病者発生のため、東京DMAT隊として当センター医師3名、看護師1名、調整員(事務職員)1名がドクターカーにて現場出場。九段会館の建物前に1次トリアージされた重症・中等症の患者さん10数名がおり、2次トリアージおよび緊急処置を行った。心肺停止の患者さんが1名おり、蘇生処置を続けながら当院救命救急センターに運ばれたが救命には至らなかった。その他赤タグ3名、黄色タグ7名も近隣の救急病院に分散し搬送された。会館前の駐車場の観光バス内に緑タグの患者さん約30名がおり、2次トリアージを行い、数名を救急車搬送とした。

◆消防総監感謝状贈呈式
【日時】
 9月7日(水) 10:30~(約30分)
【場所】
 東京医科歯科大学 医学部附属病院 病院長室
【出席者】
 東京医科歯科大学
  宮坂信之 医学部附属病院長
  大友康裕 救急救命センター長
  谷田  弘 医学部事務部長
  九段会館に出動したDMAT隊員:
        庄古知久医師、牛澤洋人医師、春田浩一医師、小堺隆寛看護師、柴田智志調整員

▼本件に関する問い合わせ先
 東京医科歯科大学広報室(総務部総務課広報掛)
 TEL: 03-5803-5011
 FAX: 03-5803-0272
 E-mail: kouhou.adm@tmd.ac.jp