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東洋大学が創立125周年記念「全国行脚講演会」をスタート――第2回は10月1日に大阪で開催

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教育の普及を目指して国内外を巡回し、講演を行った井上円了博士の志を継ぐ東洋大学では、大学の講義を全国各地に届ける「講師派遣」をはじめ、多くの人々に開かれた学びの場を提供する取り組みを積極的に展開してきた。同大ではこのたび、創立125周年を記念し、「全国行脚講演会」をスタート。第2回目は、10月1日(土)に大阪府・堺市で開催する。

 東洋大学の創立者であり哲学者である井上円了博士は、明治23年から大連での最後を迎える大正8年まで、哲学の普及を目指して国内外を巡回し、講演を行った。その講演数は記録にあるだけでも2198町村・5291回にのぼる。
 今日、井上円了博士の志を継ぐ東洋大学は大学の講義を全国各地に届ける「講師派遣」をはじめ、多くの人々に開かれた学びの場を提供する取り組みを積極的に展開してきた。大きな節目となるこの機に、いま一度、井上円了博士の志に立ち返り、全国行脚講演会をスタートする。第2回目は、10月1日(土)に大阪府にて開催。 詳細は以下の通り。


◆創立125周年記念事業 東洋大学全国行脚講演会 in 大阪
【日 時】 2011年10月1日(土)13:30~16:10(開場/13:00)
【会 場】 堺市民会館大集会室 大阪府堺市堺区翁橋町2-1-1
※地図は http://www.sakai-bunshin.com/sakai/index.html

○講演1 13:50~14:50
「井上円了の人と思想」
講師:竹村牧男(学長・文学部インド哲学科教授)
講演概要:
 東洋大学は井上円了博士が明治20(1887)年に創設した「私立哲学館」に始まり、来年には創立125周年を迎える。井上円了博士は東京大学で哲学を学び、また仏教思想をも高く評価した。それらの広範な哲学・思想研究はやがて「活動主義」に集約され、しかも世のため人のためにひたすら働くことに人生の真意を見出していたといえる。そうした井上円了の思想について解説し、東洋大学創立者の思いについて考えてみたい。

○講演2 15:10~16:10
「河口慧海の真実」
講師:山口しのぶ(文学部インド哲学科教授)
講演概要:
明治期の日本社会は西洋化がめざましく進んでいた。そのような時代に、仏教を中心とする東洋思想の源泉を求め、チベットへと旅立った人物が堺出身の河口慧海(かわぐち・えかい)だ。禅宗の一派、黄檗宗(おうばくしゅう)の僧侶であった慧海は、東京の哲学館(現在の東洋大学)で仏教を学んだが、本家インドの伝統を受け継ぐ仏教経典を求めチベットへ向かった。本講演では、当時のアジアをとりまく状況を背景に、河口慧海がチベットに求めたものと旅から得たものについて探りたい。
■河口慧海紹介: http://www.toyo.ac.jp/news/detail_j/id/4406/
■お申し込み方法
 「東洋大学全国行脚講演会 in 大阪」に参加希望と明記し、参加者氏名(フリガナ)・住所・電話番号をご記入の上、e-mailまたはFAXにてお申し込みください。

■お申込み先
東洋大学全国行脚講演会事務局(東洋大学エクステンション課)
e-mail : toyo@eibi.co.jp
FAX 03-3561-5347

■お問い合わせ先
エクステンション課 03-3945-7605
※受付時間:8/16(火)より月・火・木・土の8:00~14:00

▼本件に関する問い合わせ先
 東洋大学エクステンション課 
 TEL: 03-3945-7605
 (受付時間: 月・火・木・土の8:00~14:00)

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