大阪学院大学

大阪学院大学が2月23日に生涯学習講座「震災と復興を考える」を開催

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大阪学院大学(大阪府吹田市、白井善康総長)では、2月23日(木)に吹田市教育委員会 生涯学習推進室と同大エクステンションセンターとの共催で、生涯学習講座「震災と復興を考える」を実施する。

 大阪学院大学(大阪府吹田市、白井善康総長)エクステンションセンターでは、主に在学生の資格取得やキャリアアップを支援する「資格講座」と、広く一般の方の生涯学習支援を目的とした「生涯学習講座」(年間約130 講座)を開講している。前回は「いのちを考える―自殺予防について― 」と題した講座を行い、多数の参加者があった。第2回目となる今回は、大震災と復興にスポットを当てた講座を開講する。

 1995年の「阪神・淡路大震災」、2011年3月に発生した「東日本大震災」は日本列島を襲った未曾有の大災害となり、私たちの生活に大きな混乱と影響を及ぼした。
 この講座では、これらの状況に付随した問題を実例とともに取り上げ、市民の皆さんが安全でより良い生活を取り戻すことができるよう、さまざまな観点から問題の分析を行う。詳細は以下の通り。

◆平成23年度 生涯学習講座「震災と復興を考える」
 
【日時】
  平成24年2月23日(木)13:00~16:00(受付12:30~)
【会場】
 大阪学院大学 2号館地下1階02教室
【講座内容】
(1)講師:田中 道雄 大阪学院大学 経営学部教授
  テーマ:「震災復興とまちづくり」
 17年前の阪神・淡路大震災、そして本年の東日本大震災。被害の思い醒めやらぬうちに、次々と新たな災害に襲われる私たちの国、日本。災害は、直接的な被害だけでなくさまざまなシステムをも狂わせています。東日本大震災では、とりわけサプライチェーンの被害が取り上げられました。
 これら災害で得た教訓はどのように活かされているのか。残念ながら、教訓の多くは忘れ去られることが多いのが現状です。震災に対し、われわれはどう対応すべきなのか、まちづくりの視座を通して今一度考えてみたいと思います。

(2)講師:田中 豊 大阪学院大学 情報学部准教授
  テーマ:「科学技術のリスクや不安とつきあう ―心理学の視点から― 」
 東日本大震災で生じた原発事故により、人々は原発や放射線について、大きな不安を感じています。しかし人々が今感じている不安は、リスク心理学の視点からは、必ずしも妥当とは言えない点もあります。この講座では、まず一般市民のリスク判断の特徴について解説し、原発を含めた科学技術のリスクや不安について、市民としてどのように考え、行動することが大切なのか、またそのことがどのように震災復興の上でも手助けになるのか、などについて考える機会とします。

【募集定員】
 200名(応募多数の場合は抽選) 
【受講料】
 200円(当日会場でお支払いください)
【申し込み先】
 吹田市教育委員会 生涯学習課 (TEL : 06-6384-1271/FAX: 06-6368-9907)
 ※往復はがきに、講座名・住所・名前(ふりがな)・電話番号をご記入のうえ、
   吹田市教育委員会 生涯学習課(〒564-8550住所不要)へお申込みください。
【締切日】
 平成24年2月15日(水)必着
【開催プログラム】
 13:00~13:15 吹田市教育委員会代表ご挨拶
            エクステンションセンター所長 秋田 亨教授ご挨拶
 13:15~14:15 講義(田中 豊准教授)
 14:15~14:30 質疑応答
 14:30~14:45 休憩
 14:45~15:45 講義(田中 道雄教授)
 15:45~16:00 質疑応答

▼本件に関する問い合わせ先(報道関係者)
 大阪学院大学 庶務課 広報係
 〒564-8511 吹田市岸部南二丁目36番1号
 TEL: 06-6381-8434(代表)
 FAX: 06-6382-4363
 E-mail: kouhou@ogu.ac.jp
 URL: http://www.osaka-gu.ac.jp