武蔵野大学

環境を学ぶ学生 × 株式会社 木楽舎(雑誌『ソトコト』発行元)~今年4月開設の武蔵野大学・新キャンパスで LOHAS CAFE をプロデュース ――2月20日・21日、内装シンボル「ロハスの木」を共同製作

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武蔵野大学(東京都西東京市/寺崎修学長)環境学部 環境学科 環境学専攻の有志の学生が企画したCafe&レストラン「ロハスカフェARIAKE」が、4月に開設する新キャンパス(東京都江東区有明)内にオープンする。経営は株式会社木楽舎(雑誌『ソトコト』発行元)に委託し、「食の安全、健康、持続可能な社会」をコンセプトとして、学生と企業が協働で計画してきた。学生・教職員の利用はもとより、地域、一般の人々にも開放し、環境発信基地としての役割が期待される。

 地球温暖化に代表される環境問題への関心の高まり、そして、食糧自給率の問題とともに語られる食品の安全性への関心、地産地消意識の高まりなど、「持続可能な社会」の重要性が認識され始めている。環境について学びたい、意見交換したい、という人も増えているのではないだろうか。そのための「場」として、このたび、武蔵野大学生と企業とのコラボレーションにより、新しいカフェが誕生する。

 このカフェは、環境学科の授業「環境プロジェクト演習」から生まれたプロジェクトの一つ、「有明キャンパスプロジェクト」(以下「有明CP」)によって計画され、実現したもの。有明CPは平成22年度に有志の学生が集まって立ち上がり、カフェ以外にも、キャンパス内ビオトープや屋上データロガーの設置、自動販売機の環境負荷低減などさまざまな施策を考案し、学長はじめ法人本部に対し提案してきた。

 そしてカフェの運営に関しては、雑誌『ソトコト』を発行し、銀座で「巴馬(バーマ)ロハスカフェ」を展開する株式会社木楽舎に委託が決定した。その後、本年4月のオープンに向けて、コンセプトデザインやインテリアデザイン、提供するメニューなどにいたるまで、有明CP学生メンバーと株式会社木楽舎との間でディスカッションを重ねてきた。

 今月、カフェの内装工事がいよいよ最終段階を迎え、店内のシンボルとなる「ロハスの木」を、学生有志らの手によって取り付けることとなった。「ロハスの木」は、店内の柱を樹木に見立てて装飾する。『ソトコト』がアフリカのバンツー語で「木の下」を意味することから、カフェ全体が「木の下」にいるかのような安らぎの空間となるように願いを込めて考案。材料は、ときがわ木材有限会社(埼玉県比企郡)の協力を得て、学生が間伐してきた木材である。

※持続可能な社会の実現に向けて主体的に行動し、意欲に燃える学生たちの姿をどうぞご覧ください。

◆ロハスの木 取り付け作業概要
【日時】
 2012年2月20日(月)・21日(火) 10:00~16:00
【場所】
 武蔵野大学有明キャンパス3号館2F(江東区有明3-3-3)
 ※武蔵野大学 有明キャンパスについては、
  同大ホームページ「有明キャンパスspecial」をご参照ください。
  http://www.musashino-u.ac.jp/ariake/index.html
【参加者】
 武蔵野大学 環境学部学生6名、
 株式会社木楽舎企画制作部副部長 大石美樹氏 ほか
 計10名程度

▼本件に関する問い合わせ先
 武蔵野大学 企画部 企画・広報課(担当:田才・足立)
 TEL: 042-468-3142
 FAX: 042-468-3322
 E-mail: kouhou@musashino-u.ac.jp