千葉商科大学

世界へ広がる、世界と繋がる――千葉商科大学の国際交流

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千葉商科大学(千葉県市川市/学長:島田晴雄)では、国際化教育のために国際交流を強化している。新たにオーストラリアのサザンクロス大学と提携し、さらなる語学研修プログラムを充実させ、また提携校の一つである上海立信会計学院と同大政策情報学部との協同コースは10周年を迎え、新たに両校の学位を取得できるダブルディグリー制度を進める協定も締結。さらに、昨年夏にはアジア7大学との短期プログラム相互実施協定を結んだ。

 千葉商科大学では、学生の国際化教育のために国際交流を推進、強化している。
2011年度は、さらなる語学研修の機会を増やすため、オーストラリアのサザンクロス大学との協定を締結し、3月からは語学研修プログラムへの学生の参加が始まる。この提携により、同大の国際交流提携校の所在国は、中国、韓国、アメリカにオーストラリアが加わり、より一層の学生の語学力向上や異文化理解を促進するものとなる。
 また、提携校のひとつ、上海立信会計学院との協同コースは、2002年の設置から10周年を迎え、2月には、上海市の上海立信会計学院で記念式典が開催された。

 この日中協同コースは、同大政策情報学部の理念に基づいたカリキュラムが実施される、上海立信会計学院内のコースで、2006年からは毎学期、同学部教員による講義も行われてきた両校交流のシンボル的プロジェクトとなっており、同コースを卒業すると、政策情報学部3年に編入することも可能となっている。
 式典では、現在両校で実施されている交換留学を発展させ、両校でそれぞれ2年ずつ学び、所定の成績を収めれば、両校の学位を取得できるダブルディグリー制度※1を進める新たな協定の締結も行われ、将来的には両大学の他学部に同制度を拡大していくことについて、検討することも同意。両校の交流が新時代を迎える象徴的な協定となった。

 さらに、同大では2011年度新たに開始されたプログラムとして、広くアジアの7大学と協定・連携し、同大がホスト校となって中国、韓国、台湾、ベトナム、インド5カ国7大学から学生を招き、15日間に亘っての「サマープログラム」を開講した。このうちのサー・パダンパット・シンハニア大学(インド)※2とは、短期プログラム相互実施協定に基づき、3月に同大で行われるプログラムに同大の学生が参加。プログラムはすべて英語で行われ、インドの経済や文化などの授業と寺院やインド企業などを訪問する校外活動を通して、インドの歴史から現在までを学ぶ。

 このように同大ではさまざまな国際プログラムをベースに、学生が異文化の理解や未知の世界を体験する大きなチャンスが待っている。これまで参加した学生の感想は、しっかりした目的を持って集中して勉強に取り組んだ感慨と異文化の中での生活体験を通じて、改めて日本人としてのアイデンティティを見つめ直すと共に、自己確立に大いに役立つ良い機会であったと語っている。海外でも活躍できる人材のニーズは高まるばかりである。同大は今後も時代に適応する実学教育として、国際化にますます力を入れていく。
 
※1ダブルディグリー制度: 上海立信会計学院数学情報学部の学生が2年間同学部で所定のカリキュラムを修了した後、千葉商科大学政策情報学部へ留学し、同学部で2年間所定のカリキュラムを修了すれば、両校の学位が取得できる制度。同様に千葉商科大学政策情報学部の学生が2年同学部の所定のカリキュラム終了後に、上海立信会計学院数学情報学部に留学し2年同学部の所定のカリキュラムを修了すれば、両校の学位が取得できる。

※2 サー・パダンパット・シンハニア大学: 2007年に創立。ウダイプールにキャンパスを持つ新しい私立大学

▼本件に関する問い合わせ先
 千葉商科大学 戦略広報センターオフィス
 TEL: 047-373-9968  
 FAX: 047-373-9969
 E-mail: p-info@cuc.ac.jp