龍谷大学

龍谷大学が大山崎町および公益社団法人京都モデルフォレスト協会と「森林の保全および利用に関する協力協定」を締結 ~天王山周辺の森林整備活動をおこなう

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龍谷大学は2012年3月23日、大山崎町および公益社団法人京都モデルフォレスト協会と「森林の保全および利用に関する協力協定」を締結した。

 龍谷大学では、優れた教育の取り組みを支援する「龍谷GP制度」を今年度から実施しており、そのひとつに学部共通コースのひとつである環境サイエンスコースの「地球環境フィールドスタディの創設」が採択されている。その活動場所について、京都モデルフォレスト協会に相談したところ、大山崎町を紹介いただき、今般の締結に至ったものである。

 龍谷大学では、瀬田キャンパス隣接地に里山を有しており、さまざまな実習をおこなっている。その成果をふまえ、天王山においても竹林整備や地元森林ボランティアとの協働など、様々な取り組みをおこなっていく。

 なお、昨年12月には本協定に先駆けて、龍谷大学学生が地元森林ボランティアの協力のもと、天王山の竹林整備体験活動をおこなっている。

協定の目的
・龍谷大学が、環境問題や社会貢献活動を実践的に学ぶ講義の一環として、天王山周辺の里山林の整備活動を実施するにあたり、その活動が円滑に推進できるよう、龍谷大学、大山崎町、京都モデルフォレスト協会の3者で協力協定を締結する。

協定の内容
・龍谷大学は、大山崎町が天王山周辺森林整備構想に基づき天王山周辺森林で実施する森林整備活動等(放置竹林や広葉樹林の整備、森林・環境活動など)に、環境教育や社会貢献教育等の一環として協力する。

・京都モデルフォレスト協会は、その活動が円滑に進むよう、指導・助言をおこなう。

調印者
 龍谷大学 学長 赤松 徹眞
 大山崎町 町長 江下 傳明 氏
 公益社団法人 理事長 柏原 康夫氏(代理:今尾 隆之氏)


学長コメント
「大阪・京都からの学生を多く抱える本学にとって、大山崎町の天王山に実習の場を持つことができて、大変ありがたい。本学瀬田キャンパス・龍谷の森で進めている里山研究の成果の一端も活用していただければ幸いです。」

町長コメント
「天王山は、200名以上の所有者がいる私有地を含み、管理者の高齢化が進んでいますので、学生が来てくれること自体に意味があります。協定締結を機に、活動の輪が広がりをみせることに期待をしています。

理事コメント
「京都モデルフォレスト運動も平成18年にスタートしてから5年経過し、大勢の企業や団体が府内各地で森づくり活動に協力いただいています。今後も里山の再生に向けて、5年、10年と末永く取り組んでいただければと思っております。」


●龍谷大学 学部共通コース 環境サイエンスコースについて
http://www.ryukoku.ac.jp/faculty/course/environment/

●京都モデルフォレスト協会について
http://www.kyoto-modelforest.jp/

●大山崎町トップページ
http://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/

●龍谷GPについて
http://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/ryukoku_gp/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
 龍谷大学 教学部
 担当: 鈴木
 TEL: 075-645-7891

3014 左から、大山崎町 江下傳明 町長、赤松徹眞学長、京都モデルフォレスト協会 今尾隆之理事

3017 天王山の鳥瞰図

3015 12月におこなわれた天王山の環境保全活動体験の様子1

3013 12月におこなわれた天王山の環境保全活動体験の様子2