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白鴎大学が6月29日に駐日クウェート大使の特別講義「クウェート国~その誕生と発展~」を一般公開

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白鴎大学は6月29日(金)に駐日クウェート大使による特別講義「クウェート国~その誕生と発展~」を一般公開する。これは、河合正男特任教授(経営学部経営学科)の授業「比較文化論A」(ヨーロッパと中東地域の社会文化に関する講義)の一環として行われるもの。同講座では現在、中東地域の講義を行っており、河合教授からアブドゥルラーマン・フムード・アルオテイビ大使に依頼し、実現した。通訳あり、参加無料。

 クウェートは今年、建国51周年、現サバーハ首長即位6周年を迎える。先の東日本大震災では、同国の首長をはじめ、多くの国民からお見舞の書簡や言葉が送られた。昨年4月にはサバーハ首相の指示で、クウェート政府が500万バレルの原油の無償供与を決定。提供された原油は5億ドルに相当し、各国が3月の震災支援で日本に寄与したものとしては最高額となった。

 また、大使の呼び掛けにより、日本でも被災地訪問やチャリティーバザーが開催された。東日本大震災被災者のためのチャリティーバザーを日本で開催したのは、アラブ諸国で唯一とのことである。さらに、サバーハ首長が福島県への復興支援のため、200万ドルを日本赤十字社に寄付したほか、今年3月にはクウェート国家元首シェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャービル・アルサバーハ首長が福島県知事に対し、いわき市のアクアマリンふくしまの復興支援のために300万ドルを寄付する考えを表明した。

 今回の特別講義では、このように日本ともつながりの深いクウェートの政治・経済・社会について、アラビア湾岸地域の歴史を踏まえて駐日クウェート大使に講演していただく。また、日本とクウェート国の外交についても、その歴史的経緯から現在の展開まで詳しく解説される予定である。

◎特別講義「クウェート国~その誕生と発展~」(※通訳あり)概要
・講 師: アブドゥルラーマン・フムード・アルオテイビ駐日クウェート大使
・日 時: 6月29日(金) 午後1:05~同2:35
・場 所: 本キャンパス430教室(4号館3階)
・対 象: 学生、一般の方、教職員
※参加無料。一般の方の事前予約は必要ありません。
※取材については、事前に広報室にご一報いただけると幸いです。

▼本件に関する問い合わせ先
 白鴎大学 広報室
 〒323-8585 栃木県小山市大行寺1117
 TEL: 0285-26-2517(直通)
 FAX: 0285-22-0800