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日本工業大学のキャンパスお宝発見~多くの学生が参拝する「天満宮」

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日本工業大学の入口には天満宮があり、試験や就職活動中に参拝する学生の姿が多く見られる。この天満宮は、同大建設時に出土した石祠が、学問・教養を高めるために祀られていたものであることが分かり、社殿を建立しお祀りするいきさつとなった。現在、日本工業大学天満宮崇敬会が運営し、地域の少年剣道奉納試合や例祭などを行っている。

 1966年(昭和41年)、大学の建設のため校地を造成していた折、ある石祠が出土した。その石祠の表面には「天満宮」、側面には「安政2年」、「野口氏」の文字が刻まれていた。その後の調査で、この石祠は安政の頃、この地で庄屋をつとめていた野口氏の邸内社であり、子弟の学問・教養を高めるためにお祀りしていたものであることが判明。これを知った学内外の多くの方々より社殿を建立してお祀りしてはどうかという意見が強くなり、1975年(昭和50年)5月、日本工業大学後援会の元会長である川島武夫氏を代表として、日本工業大学天満宮社殿建立発起人会が組織され、募金を開始したところ、各方面より絶大な協賛が寄せられた。これをもとに社殿工事及び造園工事が始まり、1976年(昭和51年)6月27日に、めでたく遷座奉祝祭が執り行われた。

 その後、あらたに日本工業大学天満宮崇敬会が組織され、天満宮の運営がなされることとなった。以来毎年7月下旬に近隣市町村の少年剣道奉納試合、2月には例祭が行われている。現在は、入学試験やテスト期間、就職活動中に参拝する学生の姿が多く見られる。

▼本件に関する問い合わせ先
 日本工業大学 総務部広報室
 TEL: 0480-33-7519(直通)
 URL: http://www.nit.ac.jp

3408 天満宮入口の鳥居

3410 天満宮縁起

3409 天満宮例祭の様子