摂南大学

摂南大学生が青年海外協力隊の2012年度春募集2次選考に現役合格――6年連続で現役学生の合格者を輩出、累計30人に

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摂南大学(学長:今井光規)外国語学部3年次生の女子学生が、このたび青年海外協力隊の2012年度春募集2次選考に合格した。この結果、現役学生の合格者は6年連続の輩出となり、累計では国内大学トップの30人(※)となった。(※女子学生1人が2度合格しており、パナマ・ドミニカに派遣)

 青年海外協力隊は外務省所管の国際協力機構(JICA)が実施する海外ボランティア派遣事業で、発展途上国の人々のために自分の能力や経験、技術を役立てたい若者を現地に2年間派遣し、住民と生活しながら社会経済の発展に協力する国際的な活動である。派遣先はアジア、アフリカ、中南米、大洋州、中東の約80か国。多岐にわたる要請内容には200近くの職種がある。

 このたび合格した女子学生は技術試験(筆記・面接)において、小・中学生を対象とした青少年育成活動の実施や和歌山県すさみ町での過疎地域活性化活動などが評価され、倍率約9倍の「青少年活動」の分野で合格した。今後は研修を経て、来年3月末にケニアへ派遣される予定。さらに、現役学生数人も先輩に続こうと、受験に向けて語学の勉強やフィールドワーク活動などに励んでいる。

 青年海外協力隊への合格を強力にサポートするのが、外国語学部の浅野英一教授(地域連携センター副センター長)。同教授は独自のノウハウで、これまで外国語学部、法学部、理工学部など30人の学生を合格(合格率100%)に導いてきた。派遣先はアフリカ、中東、中南米、アジアなど17か国にわたり、帰国した学生たちは大学を卒業後、小学校・中学校教員やJICA職員・NGO職員、貿易会社の社員などの職に就き、海外での貴重な経験を広く伝えるべく、さまざまなフィールドで活躍している。

 近年、若者は海外に飛び出さない内向き志向だといわれ、海外留学離れも指摘されている。そのような中、同大学では青年海外協力隊合格のサポートのほか、海外留学制度をはじめ海外インターンシップや開発途上国への国際貢献実習などのプログラムを整備。海外での活動にチャレンジする機会を提供するとともに、学生の意欲を尊重し、グローバル人材の育成に努めている。

▼本件に関する一般の方の問い合わせ先
 摂南大学外国語学部 浅野研究室
 〒572-8508 大阪府寝屋川市池田中町17-8
 TEL: 072-839-9359

 摂南大学地域連携センター(担当:小出)
 TEL: 072-829-0385
 FAX: 072-829-7888
 E-mail: chiiki@ofc.setsunan.ac.jp

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人常翔学園広報室(担当:油井、木村)
 TEL: 06-6954-4026