桃山学院大学

桃山学院大学が12月11日に映画「祝の島(ほうりのしま)」の上映会を開催――映画監督とのトークセッションも

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桃山学院大学(大阪府和泉市)は12月11日(火)に、映画「祝の島(ほうりのしま)」の上映会を開催する。これは、原発建設に長年反対している島民や漁師らの闘いを描いたドキュメンタリー作品。上映会終了後には映画監督・纐纈(はなぶさ)あや氏とのトークセッションも予定している。入場無料、事前申し込み不要。

 この作品は、2012年7月17日~22日に開催されたシチリア環境映画祭ドキュメンタリー部門で、Alice Gruia監督の『RODICAS』と並び最優秀賞を受賞。原発建設に長年反対している島民や漁師らの闘いを、二年間にわたりじっくりと信念を持って撮影し続けたことが高く評価された。

 今回の上映会は、省エネルギーや環境教育研究など、大学の環境改善のための活動に取り組む同大の環境委員会と、日本および世界諸地域のメディア文化に関する研究などを行っているメディア教育実践研究会(代表:南出和余国際教養学部講師)が共催する。
 当日は映画上映のほか、映画監督とのトークセッションや質問コーナーも予定している。

◆2012年度 映画『祝の島(ほうりのしま)』上映会
【上映日時】
 12月11日(火)13:20~

【場所】
 ハイビジョンシアター(2-301)

【タイムテーブル】
●13:25-15:10 映画「祝の島」上映
●15:20-16:00 纐纈あや監督トークセッション
●16:00-16:30 質問コーナー

【内容】
 瀬戸内海の小さな島・祝島。海からの恵みに支えられ、人びとは1000年にわたり生きてきた。1982年、島の対岸の山口県上関町に原子力発電所の建設計画が持ち上がると、島民は「わしらの代で海は売れん」と反対。以来28年間、反対運動を続けている。島民に魅了され、島民の暮らしに密着して撮影を行った纐纈あや監督が、共同体の温かさ、いのちをつなぐ暮らしを映し、効率と利益を求める社会を問い直す。

【監督】
 纐纈(はなぶさ)あや氏
 1974 年、東京生まれ。自由学園卒業。2001年ポレポレタイムス社に入社。本橋成一監督の『アレクセイと泉』('02年)、『ナミイと唄えば』('06年)の映画製作に携わる。'10年に映画『祝の島』を初監督。シチリア環境映画祭で最優秀賞受賞。現在は大阪の精肉店を営む家族の暮らしを追った『ある精肉店のはなし(仮)』を撮影中。

詳細は下記を参照。
 http://www.hourinoshima.com/

▼本件に関する問い合わせ先
 桃山学院大学 入試・広報課
 〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1
 TEL: 0725-54-3131(代)
 E-mail: koho09@andrew.ac.jp