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大妻女子大学の学生団体「ツインスプーン」が近隣レストランとコラボレーション――開発途上国の給食支援活動を学外へ拡大

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開発途上国の子どもの給食支援運動「TFT」（テーブル・フォー・ツー）を推進する大妻女子大学千代田キャンパス（東京・千代田区）学友会傘下の学生団体「TwinSpoon（ツインスプーン）」の働きかけに応え、大学近隣のイタリアンレストラン「DUE PASSI.（ドゥエパッシ）」（東京都千代田区九段南3-5-5）が12月20日からランチドリンクセットの一部メニューにTFTを導入している。

　TFT（テーブル・フォー・ツー）とは、対象のメニューを食べると1食あたり約20円が途上国の学校給食1食分として寄付されるという社会貢献運動で、2007年から日本で始まった。
　大妻女子大学多摩キャンパスの2つの学生食堂では、学生らの働きかけに応じ、大学で初めて08年からTFTメニューを導入。翌09年からは千代田キャンパスでもTFT運動が始まり、10年からは、学生団体「ツインスプーン」がレシピを考案したビビンバ丼が大学校舎カフェテリアで売り出され、大ヒットとなった。

　今回の協働では、そのツインスプーンがポスターを製作し、レストラン「DUE PASSI.（ドゥエパッシ）」のTFTメニューを利用するように呼びかけた。今後はメンバーの多くが食物学科の学生である強みを生かし、新たなTFTのランチメニューのレシピも考案したいとしている。

　ツインスプーン代表の家政学部3年、元雄桜子さんは「先輩メンバーがなかなか実現できなかった“学外の飲食店にもTFTを広げる”という目標を私たちの代で実現できてとてもうれしいです。賛同してくださったドゥエパッシさんにはとても感謝しています」と話す。

　TFTメニューは、月～土曜日の午前11時30分～午後3時のランチタイムに同店にて提供。▽パスタランチセット（880円）▽魚か肉のメーンディッシュが選べるメインランチセット（1000円）、▽ピッツァマルゲリータ（900円）―に「ドリンクセット（＋100円）」か「ドリンク＆ドルチェセット（＋300円）」をプラスし、ドリンクに“自家製ジンジャエール”または“グレープフルーツジュース”を頼むとTFTメニューの扱いとなり（他のドリンクは除外）、1食当たり20円がアフリカの子どもたちの給食支援の寄付金となる。日曜定休。年末年始の休みは12月30・31日と1月4～7日。

　なお、多摩キャンパスではツインスプーンの先輩格にあたる課外活動団体（大学公認クラブ）「TABLE FOR TWO」（テーブルフォーツー）がTFTを推進している。こちらも12月の8日間、大学近隣のオープンカフェ「カフェ・ド・スール」と協働してTFTのランチを導入した。期せずして両キャンパスが歩調を合わせ、学外にTFTを広げることとなった。

（参考）　近隣カフェへ拡大　途上国給食支援TFT
（ http://www.gakuin.otsuma.ac.jp/news/2012/2012-1128-0952-4.html ）

　大妻女子大学の学生クラブ「TABLE FOR TWO」が、12月4日～7日・11日～14日にカフェとコラボレーション――開発途上国の給食支援活動を展開
（ http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?keyword=%C2%E7%BA%CA%BD%F7%BB%D2&action=results ）

▼本件に関する問い合わせ先
　大妻女子大学　広報戦略室
　東京都千代田区三番町12番地
　TEL：　03-5275-6159
　FAX：　03-5275-6800

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