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第26回 東洋大学「現代学生百人一首」発表――三十一文字の世界に煌めく若々しい感性が全国から集まる

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東洋大学が全国の生徒・学生から募集する「現代学生百人一首」の入選100首および小学生の部10首が決定した。今年の応募総数は54,107首と、多くの作品が寄せられた。このコンクールは今年で26回目となる。

 東洋大学が、創立100周年を機に始めた「現代学生百人一首」は今年で26回目を迎えた。この四半世紀で、応募作品は累計106万首以上に達している。身近な存在だからこそ、ふだんはなかなか感謝の気持ちを伝える機会がない「家族」や「友人」への想いなど、毎年寄せられる心温まる歌のほか、世の中のさまざまな出来事に若い感性が敏感に反応し、それを31文字で切り取った作品が数多く寄せられた。

■第26回 東洋大学「現代学生百人一首」の特徴
【日本中が湧いた「ロンドン五輪」「金環日食」「iPS細胞」】
 2012年、日本中が沸いた3大トピック。中でも「金環日食」は各学校、早朝から集まって観察会を行ったというケースも多かったようだ。日本選手団にとって、過去最高のメダル獲得数となったロンドン五輪、日本の研究者がiPS細胞でノーベル賞を受賞したニュースなど、日本人の世界的な活躍に対して、嬉しさや感動をストレートに表現した歌が目立った。

【東日本大震災からもうすぐ2年。復興を祈り、訴える思い】
 東日本大震災からもうすぐ2年が経過。今も爪痕が残る被災地・東北地方の学校からは現状を訴える歌が多く見られた。そして、復興を願いつつ、この出来事を忘れてはいけないと警鐘する若者の声が全国から歌となって届けられた。震災から立ち上がる日本のパワーと、彼らが復興を担っていくという決意が感じられる歌が寄せられた。

【「スマホ」世代が感じるデジタル社会】
 ここ数年の急速なIT化は、流行に敏感な若者世代にも大きな影響を与えていることが、応募作品からも読み取れる。中でも「スマートフォン」「ツイッター」「フェイスブック」などを通じて、コミュニケーションのあり方を考えた歌が多く寄せられた。デジタル社会においても、彼らが求めるものは人の温かさ、触れ合いだ。

■入選作品一覧はこちらから
 http://www.toyo.ac.jp/issyu/nyusen26_2013_j.html

■「現代学生百人一首」募集要項と応募規定
 http://www.toyo.ac.jp/issyu/bosyu_j.html

■冊子希望の方はこちらから
 http://www.toyo.ac.jp/issyu/nyusen_j.html

▼本件に関する問い合わせ先 
 東洋大学総務部広報課
 TEL: 03-3945-7572
 E-mail: mlkoho@toyo.jp