桃山学院大学

被災地支援に継続的に取り組む桃山学院大学 ~日本キリスト教団友愛会エマオを拠点に、延べ152名の学生がボランティア活動に参加

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桃山学院大学では2011年より、日本キリスト教団友愛会エマオ(仙台市青葉区)を拠点とした復興支援ボランティア活動に取り組んでいる。2013年1月までに、延べ152名の学生がボランティア活動に参加。さらに、大阪市内に避難している子どもの心のケア活動を行う「あさがおプロジェクト」も実施している。

 桃山学院大学は、イギリス国教会の宣教師により設立された学校をルーツとするキリスト教系の大学で、「世界の市民」の養成を教育目標に掲げており、実践・体験を重視した教育を実施している。
 同大学は、被災地の支援を目的に、2011年4月より日本キリスト教団友愛会エマオ(仙台市青葉区)を拠点とした復興支援活動を実施。2013年1月までに、延べ152名の学生が被災地復興支援ボランティア活動に参加している。

 同活動は各回10日間、3名ずつをエマオに派遣し、仙台市若林地区・石巻等を中心に支援を行っている。震災当初はガレキ撤去作業や泥出し等の力仕事が中心であったが、2012年度は被災者の自宅で個別の支援(草抜き・清掃・高齢者のお宅訪問等)に当たったほか、漁業関連(海苔・カキの養殖等)や農業関連(ビニールハウスの修理・野菜の植え付け等)など、ボランティアとして地域産業の復興にも携わっている。同活動をきっかけに、被災地復興支援を続ける学生も数多く見られるほか、他のボランティア活動に取り組むきっかけとなった学生も見られる。

 また、同大では大阪での被災地復興支援「あさがおプロジェクト」も実施している。同大の学生が主体となって行っているこのプロジェクトでは、大阪に避難している子どもたちを集め、遊びを通して子ども同士の関係作りをし、さらに家族の関係作りを促しながら、子どもの心のケア活動を行っている。2012年度はクリスマスキャンプでのシチュー作りや、ハイキング、サーカス鑑賞等を実施した。

 桃山学院大学では、今後も被災地復興支援を継続する予定である。

▼本件に関する問い合わせ先
 桃山学院大学 入試・広報課
 〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1
 TEL: 0725-54-3131(代)
 E-mail: koho09@andrew.ac.jp

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