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昭和大学病院に薬剤師として勤務する早瀬久美氏が、7月26日から8月4日まで開催される「夏季デフリンピック競技大会ソフィア2013」に日本代表として出場

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昭和大学病院に薬剤師として勤務する早瀬(※)久美氏が、7月26日から8月4日までブルガリアのソフィアで開催される「夏季デフリンピック競技大会ソフィア2013」に日本代表として出場する。デフリンピックは、4年に1度開催されるろう者の国際的なスポーツの祭典。同氏の出場種目は日本が初出場する自転車競技。法律の壁を乗り越え聴覚障害者として初めて薬剤師への道を切り開いた同氏の活躍が期待される。また、同氏はスポーツファーマシストとして、日本選手団メディカルチームの医薬品管理なども行う予定。※正式な漢字は旧字体(本文中に記載)。

 第22回となる今夏の「デフリンピック」では18の競技が予定されており、日本選手は陸上やバスケットボール、サッカー、柔道、オリエンテーリングなど12種目に出場する。

 このうちの「サイクリング」に出場する早瀨久美氏は、法律の壁を乗り越え聴覚障害者として初めて薬剤師への道を切り開いた。現在昭和大学病院に勤務する現役の薬剤師で、同院が全国に先駆けて2007年春から設置している聴覚障害者外来で服薬指導を担当している。デフリンピックにおいても、スポーツファーマシストとして日本選手団メディカルチームの医薬品管理などを行う予定。

◆「夏季デフリンピック競技大会ソフィア2013」大会概要
【開催期間】2013年7月26日(金)開会式~8月4日(日)閉会式 【10日間】
【開催国・都市】 ブルガリア・ソフィア
【参加国・地域数】 75か国(2013年4月現在)
【参加人数】約5,000人(2013年4月現在)
【日本選手団選手】149名

○デフリンピック
 4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会であり、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD、CISS)が主催する障害者スポーツにおける最初の国際競技大会である。夏季大会と冬季大会があり、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアにおいて始まった。

○スポーツファーマシスト: 最新のドーピング防止規則に関する正確な情報および知識を持ち、スポーツ選手などに対して薬の正しい使い方の指導や薬に関する健康教育などの普及・啓発を行う人。スポーツにおけるドーピングの防止を主な活動とする。

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人昭和大学
 総務部 総務課 (担当:吉岡)
 TEL: 03-3784-8059

4429 疾走する早瀨さん

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