東京歯科大学

東京歯科大学が7月28日に第8回公開講演会「全身と歯科とのかかわり」を開催――同大管弦楽団定期演奏会も同日開催

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東京歯科大学は7月28日(日)に、第8回公開講演会「全身と歯科とのかかわり」を開催する。これは、千葉市美浜区の近隣団体との共催により行うもの。当日は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」および「筋性歯痛」の二つの症状を主なテーマとして、同大歯科麻酔学講座の一戸達也教授が講演を行う。また、同大管弦楽団の第36回定期演奏会も同日開催。ドヴォルザークの「チェロ協奏曲」やビゼー「アルルの女」、ワーグナーの「ニュルンベルグのマイスタージンガー」を演奏する。いずれも参加費無料、事前申し込み不要。

 この公開講演会は昨年に引き続き、千葉市が主催する「千葉市科学フェスタ2013」にサテライトイベントとして参加している。

 最近増加している病気のひとつに「COPD」(慢性閉塞性肺疾患)がある。この病気は進行性であり、年間の死亡者数は交通事故死者数の4倍にものぼっている。COPDの患者は歯科治療中に息が苦しくなることもあり、口腔乾燥や誤嚥性肺炎などのリスクも高まってくる。
 また、虫歯がない健全な奥歯で、噛みあわせても痛くないにもかかわらず、その歯が痛いと感じることがある。こうした場合は、さまざまなストレスが原因で肩こりや頭痛が生じ、その延長線として起こる筋肉の凝りが原因で歯が痛くなっていることが考えられる。このような歯痛は「筋性歯痛」と呼ばれており、歯や神経の処置ではなく筋肉の凝りを治すことが重要になってくる。

 今回の講演会では、「全身と歯科とのかかわりTopics:歯科医からのアドバイス」と題して、上記の二つの症状に関するアドバイスを行う。

 また、14時30分より講堂にて第36回定期演奏会も開催。同大管弦楽団がドヴォルザークの「チェロ協奏曲」やビゼーの「アルルの女」、ワーグナーの「ニュルンベルグのマイスタージンガー」を演奏する。

◆第8回東京歯科大学公開講演会
【日時】7月28日(日)13:00~14:00
【場所】東京歯科大学千葉校舎 第5教室
【内容】
●講演 全身と歯科とのかかわりTopics:歯科医からのアドバイス
 1)COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さんへ
 2)虫歯がないのに歯が痛い患者さんへ
●講師 東京歯科大学歯科麻酔学講座 一戸達也教授
【共催】
 真砂地区コミュニティづくり懇談会
 千葉市社会福祉協議会真砂地区部会
 千葉市第31地区町内自治会連絡協議会

※参加費無料・事前申し込み不要

●関連ホームページ
 http://www.tdc.ac.jp/college/seminar/lecture.html
●千葉市科学フェスタホームページ
 http://www.chibashi-science-festa.com/
●東京歯科大学管弦楽団ホームページ
 http://tokyodentalcollege-orchestra.jimdo.com/

▼本件に関する問い合わせ先
 東京歯科大学大学事務局企画・調査室
 TEL:043-270-3739
 千葉市美浜区真砂1-2-2