工学院大学

工学院大学がワールドソーラーチャレンジに向け、新開発マシンを初公開――大会レギュレーションにも影響をもたらした先進の「4輪 低重心」

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工学院大学は、世界最大級のソーラーカー大会「World Solar Challenge」に初出場する。これに先駆け、7月23日同大新宿キャンパスにおいて、工学院大学ソーラーカープロジェクトが開発した、世界大会のために先端技術を結集させたニューマシンを初公開した。同時に、マシン開発にあたって技術協力や支援を受けた数多くのサポート企業・団体の発表を行った。

<工学院大学 ソーラーカープロジェクト>
 監督/濱根洋人(工学部機械システム工学科 准教授)の指揮のもと、学生リーダー/齊藤 翔(機械工学専攻修士1年)を代表とする総勢34名のチーム。 2009年の設立以来、確実に実績を重ねており、2012年の国内大会World Green Challenge(WGC)では、他を圧倒しソーラーカー部門で優勝を果たした。
 世界大会には、学園の全面的なバックアップとサポート企業・団体の協力により、先進技術を積極的に採用したマシンで出場する。

※World Solar Challenge 2013
 2013年10月6日から8日間、太陽光のみを動力源としたソーラーカーで、オーストラリア北部のダーウィンから、南部のアデレードまでの総延長3,021kmの距離を縦断しそのタイムを競い合う、世界で最も有名な大会。

       - machine Spec -

【name】PRACTICE - プラクティス 
 PRACTICEは、理念の実践・実用化を意味する。
 プロジェクトが掲げる「理念・ビジョン・ミッション」である「レギュレーションの範囲内で、実用的な車両を作る」「新しい工学的なチャレンジを世界にアピールする」に基づく。

【details】 
 >安全性と実用性を重視
 >プロジェクト設立時から重視してきた安全性と実用性を追求した「4輪 低重心」は健在
 >かつてのスピード最優先の「3輪 高重心」を根底から覆した安全性優先の設計
 >近い未来の先端技術を搭載した高性能マシン
 >業界をリードする先進企業の協力により、電気自動車部品など、将来実用性の高い先端技術を採用

【仕様】 全長:4.5m 全幅:1.8m 全高:1.1m

※参考情報 : ソーラーカープロジェクトHP:
 http://www.kogakuin.ac.jp/feature/curiosity/feature_project01.html

◆サポート企業・団体
 株式会社ブリヂストン/NTN株式会社/帝人株式会社/東邦テナックス株式会社/株式会社ジーエイチクラフト/サカイオーベックス株式会社/スカパーJSAT株式会社/JSAT MOBILE Communications株式会社/株式会社Add Value Creations/Inmarsat/東邦電子株式会社/株式会社南武/日野自動車株式会社/SunPower Corporation/株式会社ミツバ/株式会社ケー・アイ・エス/株式会社未来樹脂/株式会社ミスミ/多摩信用金庫/須河車体株式会社/サンシン電気株式会社/柏会/再輝/株式会社村田/ファクトリージアス合同会社/埼菱産業株式会社/小林商会/株式会社クニミツ/PRクエスト株式会社/有限会社フィッシュアイ/渡辺電機工業株式会社/野村商会/工学院大学後援会/工学院大学校友会 (以上34企業・団体)

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課 
 担当: 佐野・関根・山口
 〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2
 TEL: 03-3340-1498
 FAX: 03-3340-1648
 e-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp

4462 本日初公開したソーラーカー2号機-PRACTICE