追手門学院大学

学校法人追手門学院が、R&I社の格付け「A」を維持――10年連続の「A」評価

大学ニュース  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

学校法人追手門学院は、株式会社格付投資情報センター(以下、R&I社)の発行体格付け「A」(シングル エー フラット)を9月30日付で取得した。これは、優良な財政状態および経営・教学両面の改革の推進、大学の志願者数の増加などが評価されたことによるもの。同学院の「A」評価は2004年の初取得以来、10年連続となる。同学院は今後も安定した学校経営を維持するとともに、教育・研究活動の一層の発展を目指す。

 この格付けは、追手門学院大学・大学院、追手門学院中・高等学校、追手門学院大手前中・高等学校、追手門学院小学校、追手門学院幼稚園、およびおうてもんがくいんこども園を設置する学校法人追手門学院全体の評価で、「A」は「信用力は高く、部分的に優れた要素がある」という内容となっている。

※発行体格付けは、発行体が負うすべての金融債務についての総合的な債務履行能力に対するR&I社の意見であり、同学院では財政の健全性を表す評価としてとらえている。

【Aの理由】
 学校法人追手門学院は2012年度に中期経営戦略を策定、2013年度から2015年度を計画期間として、大きな方針とともに個別の数値目標も設定し、達成状況の把握と対応策の検討に配慮している。また、教授会や大学教育研究評議会を学長の諮問機関に位置付ける制度改正など、日本の大学としては画期的なガバナンス改革を進めている。
 大学における2013年度の志願者数は前年度に比べ2割以上増加し、2014年度も志願者のさらなる増加に向けたさまざまな取り組みを行っている。
 財務状況についても帰属収支差額比率は良好な水準を維持し、内部留保資産比率が高いことなどが評価されている。

【格付けを取得する目的】
 追手門学院が格付けを取得している目的は二つある。
(1)学院の財政政策や大学の学部学科改革を中心とする教育改革に対して、客観的な評価を受け、今後の経営改革と教育改革をより一層進めるため。
(2)教育・研究活動を継続する上で、基盤となる財務状況や経営状況等事業活動全般を積極的に公開し、社会に開かれた学校としての責任を果たすため。

【結果についての追手門学院のコメント】
 優良な財政状態と経営・教学両面の改革が進んでいることと、その結果として大学の志願者数が増加に転じたことが評価されたと考えています。安定した学校経営を維持しながら今後さらに一層の改革に努め、在校生、保護者、卒業生、教職員、地域の皆様により信頼される学校づくりに取り組んでいきます。

▼本件に関する問い合わせ先
 追手門学院 理事長室広報課
 〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
 TEL: 072-641-9590(担当:石田・塩田)