追手門学院大学

学校法人追手門学院が11月9日に、セミナー「いよいよ始まる電子出版時代 ―著作権と書誌データベースの視点から-」を日本ペンクラブと共催

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学校法人追手門学院は11月9日(土)、セミナー「いよいよ始まる電子出版時代 ―著作権と書誌データベースの視点から-」を社団法人日本ペンクラブと共催する。当日は、表現や言論の自由を守るための活動や電子メディアが文芸に与える影響の研究を行っている日本ペンクラブ言論表現委員会から講師を招き、電子書籍市場と図書館の今後の関わり方に関する講演やトークセッションを行う。参加費500円、要事前申し込み。

 日本ペンクラブは、ロンドンに本部をもつ「国際ペン」の日本センターとして1935年に創立。「平和を希求し、表現の自由に対するあらゆる形の弾圧に反対する」との精神に賛同するP(詩人、俳人、劇作家)、E(エッセイスト、エディター)、N(作家)が集まり、「独立自尊」をモットーに活動を続けている。

 追手門学院はこれまでにも同団体と連携し、「デジタル環境下における文学と図書館」や「電子書籍時代の作家と図書館」「電子化する書物―電子出版ビジネスと電子図書館がめざすもの」など、電子書籍や図書館に関するテーマでセミナーを開催してきた。

 6回目となる今回のセミナーでは、株式会社hon.jp代表取締役社長で、日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長の落合早苗氏が登壇。45万点の電子書籍検索サイトを運営する「hon.jp」の活動や、権利ビジネスとしての側面を持つ電子書籍市場と図書館の今後の関わり方について講演する。

 またトークセッションでは、立命館大学の湯浅俊彦教授がiPadを活用した電子テキストの授業での実践例や図書館におけるディスカバリーサービスの事例の紹介を、追手門学院大学の池田信寛教授が電子出版ビジネスおよび電子図書館の今後についての展望を行う予定。

 なお、司会は『活字が消えた日』(晶文社、1994年)を上梓し、大反響を呼んだ中西秀彦氏が担当。電子出版時代を迎えるに当たり、図書館利用者の視点から議論を展開していく。

◆第6回 日本ペンクラブ・追手門学院共催セミナー
「いよいよ始まる電子出版時代 ―著作権と書誌データベースの視点から-」概要

【日 時】2013年11月9日(土)14時00分
【会 場】追手門学院 大阪城スクエア(〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20)
【定 員】400名
【内 容】
 14:00 開会挨拶 山岡 祐子 氏(日本ペンクラブ言論表現委員会委員)
●第1部 講演
 14:10 講演「いよいよ始まる電子出版時代 ―著作権と書誌データベースの視点から」
 落合 早苗 氏(株式会社hon.jp代表取締役社長、日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長)

●第2部 トークセッション 
 15:10 「図書館利用者の視点から電子出版を考える」
 パネリスト:
 落合 早苗 氏
 湯浅 俊彦氏(立命館大学文学部教授、日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長)
 池田 信寛(追手門学院大学経営学部教授)
司会:中西 秀彦 氏(中西印刷株式会社専務取締役、日本ペンクラブ言論表現委員会委員、立命館大学非常勤講師)
 16:20 閉会挨拶 三上 剛史(追手門学院大学図書館長)
 16:30 閉会

▼本件に関する申し込み/問い合わせ先
 学校法人 追手門学院 大阪城スクエア
 〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20
 TEL: 06-6942-2788
 FAX: 06-6942-2744