大妻女子大学

大妻女子大学が10月19日、公開講座「見えそうで見えない―画像の隔靴掻痒」を開催――第6回ラーニングコモンズ・イベント

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大妻女子大学(東京都千代田区)は10月19日(土)、公開講座「見えそうで見えない―画像の隔靴掻痒(かっかそうよう)」を開催する。これは、学生同士がともに学び合うための施設「ラーニングコモンズ」が主催するもの。当日は文学部英文学科の坂口明徳教授が、写真家や映像制作者の意図は画像によってどこまで伝えられるのかなどについて講演を行う。対象は同大学生・卒業生・教職員、および千代田区住民。入場は無料だが、一般の参加は事前申し込みが必要。

 大妻女子大学の「ラーニングコモンズ」は、千代田キャンパス図書館4階に設置。学生同士がともに学び合う「ピア ラーニング」(peer learning)の場として開放されているスペースである。ここでは、図書館資料を持ち込んでの自主学習や、ノートパソコンを持ち込んでのインターネット接続、グループディスカッション、グループ学習などが行える。

 また、ラーニングコモンズでは、大学の知の社会還元、学生と教職員らの交流を目的に多彩なイベントも開催。これまでにも「インド世界の魅力」や「食生活と食育」などをテーマに公開講座を行ってきた。

 当日は文学部英文学科の坂口明徳教授が、写真家や映像制作者の意図は画像によってどこまで伝えられるのかなどについて講演を行う。

◆第6回ラーニングコモンズ・イベント「見えそうで見えない―画像の隔靴掻痒」
【日 時】10月19日 (土)午後1~2時30分
【場 所】千代田キャンパス図書館4階ラーニングコモンズ
【講 師】大妻女子大学文学部英文学科・坂口明徳教授
【対 象】同大学生・卒業生・教職員、千代田区在住の方
【参加方法】入場無料。千代田区在住の方は事前に電話で参加登録をお願いします。

【坂口明徳教授のコメント】
 バラの画像は「バラが咲いた」という意味をどこまで伝えてくれるのか。赤ばら、白ばら、黄ばら、ことによったら青いばら。一輪のバラ、一面のバラ、ことによったら一輪挿しに3本のバラ。西洋庭園の薔薇、日本家屋の薔薇、ことによったら北緯50度の温室内の薔薇。これら∞の組み合わせの中から選ばれた画像は、間違いなく「バラが咲いた」ことを伝えてくれるのだろうか。写真家や映像制作者の意図はどこまで達成できているのだろうか。―なんだかとても気になってしまいませんか。

▼本件に関する問い合わせ先
 千代田キャンパス図書館
 TEL: 03-5275-6013( ※日曜・祝日休館).