桃山学院大学

桃山学院大学が11月26日に映画「さなぎ」の上映会およびトークセッション「第2回 知るために、知らせるために、ドキュメンタリーを観て語る」を開催

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桃山学院大学(大阪府和泉市)はメディア教育研究会、社会学部、国際教養学部の共催で11月26日(火)に、映画上映会およびトークセッション「第2回 知るために、知らせるために、ドキュメンタリーを観て語る」開催する。これは、ドキュメンタリー映画を鑑賞するとともに、その映画の監督を招き、映画に込めた思いや制作エピソードを直に聞き、語り合うというもの。当日は映画「さなぎ ~学校に行きたくない~」の上映と三浦淳子監督によるトークセッションを行う。入場無料、事前申し込み不要。

 映画はその誕生の当初から、人々が集い、ともに鑑賞し、そして語り合うものとして世の中に訴えかけてきた。映画に映し出される人びとの人生や社会の諸側面から、国や時代を超えた学びを得られることから、桃山学院大学では教育の一環として、ドキュメンタリー映画の鑑賞および監督によるトークセッションを行うフォーラムの場を設けている。

 現在、全国で12万人もの小中学生が不登校という状態にあると言われている。世の中のスピードが加速し、効率が優先される厳しい環境の中、子ども達までもが激しい競争にさらされて、日々ストレスを感じている。
 今回上映される映画「さなぎ ~学校に行きたくない~」は、学校に行けなくなった一人の少女の日常をみつめることで、窮屈なシステムに飲み込まれ、汲々とする現代の私たちが見落としがちな「いのちの源」をくっきりと浮かび上がらせている作品。不登校という状況にあっても「自分の人生を自分なりのテンポで」成長していく少女と友達の日々の営みには、キラキラ輝く「いのち」の姿をみることができる。詳細は以下の通り。

◆「第2回 知るために、知らせるために、ドキュメンタリーを観て語る」
【日 時】
 2013年11月26日(火) 15:00~17:40
【場 所】
 桃山学院大学2号館ハイビジョンシアター(2-301教室)
【その他】
 入場無料、事前申し込み不要
【内 容】
 映画「さなぎ ~学校に行きたくない~」上映 
 上映後、三浦淳子監督によるトークセッション

<映画「さなぎ」(2012年・日本)について>
 長野県下伊那郡喬木村。天竜川の流れる豊かな自然に囲まれてすくすくと育ってきた愛ちゃん。元気いっぱい外で飛び回る愛ちゃんが小学1年生の2学期になって不登校に。どうしてこの子が不登校? 困惑しつつも、お母さんは、愛ちゃんの心に寄りそって、一日を生きるようになる。教員室や特別支援学級に居場所を見つけ、遊ぶことで次第に元気を取り戻していく愛ちゃん。小学三年生から大学生になるまでの愛ちゃんと家族、お友達の14年にわたる日々を描く。

<三浦淳子監督(監督・撮影・編集)プロフィール>
 1960年横浜生まれ。早稲田大学卒業。転形劇場での演劇活動の後、広告代理店に勤務しながら、私的ドキュメンタリーの映像制作を開始。1992年『トマトを植えた日』がイメージフォーラムフェスティバル大賞。1997年『孤独の輪郭』多摩美術大学卒業制作作品がイメージフォーラムフェスティバル特選。2004年東京都現代美術館アニュアル展出品2008年『空とコムローイ~タイ、コンティップ村の子どもたち~』が京都国際こども映画祭長編部門グランプリ。

●映画「さなぎ~学校に行きたくない~」公式HP
 http://tristellofilms.com/sanagi/index.html  

参考:桃山学院大学が5月28日に映画「チョコラ!」の上映会およびトークショーを開催――「知るために、知らせるために」ドキュメンタリーを見て語る
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5237  

▼本件に関する問い合わせ先
 桃山学院大学 入試・広報課
 担当:尹(ゆん)・岩田
 〒594-1198大阪府和泉市まなび野1-1
 TEL: 0725-54-3131
 FAX: 0725-54-3204
 E-Mail: koho09@andrew.ac.jp