東京外国語大学

東京外国語大学が「社会・国際貢献情報センター」を設置――12月12日には開設記念講演会を開催

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東京外国語大学(東京都府中市)は10月1日(火)、世界諸地域の言語、文化、および社会に関する教育研究拠点として「社会・国際貢献情報センター」を開設した。これは、社会連携や国際貢献、国際交流に関する情報を収集し、当該情報の分析結果を学内外に情報提供、発信することを目的としたもの。また、12月12日(木)には開設記念講演会を開催。当日は「地域共生と民族性の視座から」をテーマに、同大総合国際学研究院の教授らが講演を行う。

 「社会・国際貢献情報センター」は、世界諸地域に関わる「知」の活用拠点として開設。社会連携や国際貢献、国際交流に関する情報を収集し、当該情報の分析結果を学内外に情報提供、発信することにより、同大の社会・国際貢献の推進を図ることを目的としている。

 「知」とは世界諸地域の社会の中で地域の言葉を使い、密度の濃いコミュニケーションを通じて得た「地域知」を意味している。「地域知」は、当該地域におけるさまざまな分野(経済、習慣、政治、宗教など)における「経験知」として、またそれらと日本(地域)を相対化(地域的・文化的鳥瞰分析)をすることによって得た「一般知」として、他地域のより一層の理解や、日本(地域)の発展のために役立てることができる。
 同センターは、こうした「地域知」の集積と整理、および発信の機能を果たし、世界諸地域の「地域知」活用のハブとして、日本のグローバル化の大きな力となることを目指す。
 なお、同センターの活動に当たっては、企業の積極的な参加、利用および支援を望んでいる。

 また、同センターの開設を記念し、12月12日(木)には講演会を開催。講演会には同センターのメンバーをはじめ、企業やラテンアメリカ関係団体も参加を予定している。

◆東京外国語大学 社会・国際貢献情報センター
 Tokyo University of Foreign Studies (TUFS)
 Information Center for Social and International Collaboration (ICSIC)

【メンバー】
●センター長 鈴木 茂 総合国際学研究院 教授
●副センター長 青山 弘之 総合国際学研究院 教授
●副センター長 和田 昌親 同大学長アドバイザー(日本経済新聞社顧問)
●センター員 佐野 洋 総合国際学研究院 教授
●センター員 武田 千香 総合国際学研究院 教授
●センター員 受田 宏之 総合国際学研究院 准教授
●センター員 奥村 邦夫 日本ペルー協会事務局長・日本チリー協会事務局長


◆東京外国語大学「社会・国際貢献情報センター」 開設記念講演会
【日 時】12月12日(木)午後2時30分~午後5時
【場 所】「ガレリア UCHIHARA」ホール(東京都港区六本木7-2-7)
 TEL: 03-3746-0039

●アクセス
 千代田線「乃木坂」駅3番出口  徒歩1分
 大江戸線「六本木」駅7番出口  徒歩5分
 日比谷線「六本木」駅4a番出口 徒歩8分

●HP
 www.galleria-uchihara.com 

※東京外語会会員へ各種特典を供与されている内原グループより会場提供のご協力を頂いております。

【式次第】
■学長挨拶 立石博高
■記念講演会 テーマ:「地域共生と民族性の視座から」
 青山弘之副センター長(センター長代行・東京外国語大学 総合国際学研究院 教授)「最新シリア情勢について」
 和田昌親副センター長(日本経済新聞社顧問)「欧州かアジアか、中南米の赤い糸はどちら?」
 受田宏之センター員(東京外国語大学 総合国際学研究院 准教授)「ラテンアメリカ地域における社会対立」

▼本件に関する問い合わせ先
 東京外国語大学 総務企画課総務係
 TEL: 042-330-5159
 FAX: 042-330-5140
 Email: soumu-soumu@tufs.ac.jp
 www.tufs.ac.jp