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関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)が第33回大阪都市景観建築賞(大阪まちなみ賞)の府知事賞を受賞

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昨年7月に完成した関西外国語大学中宮キャンパスのインターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)が、第33回大阪都市景観建築賞の府知事賞に選ばれた。同賞は大阪府、市、大阪府建築士会などの主催で1981年に創設。周辺環境の向上に寄与し景観上も優れた建物や街並みを表彰しており、「大阪まちなみ賞」の愛称で親しまれている。

 関西外国語大学中宮キャンパスのインターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)が、第33回大阪都市景観建築賞の府知事賞に選出された。
 大阪府、市、大阪府建築士会などの主催で1981年に創設されたこの賞は、直近4年間に建築された建物や街並みを募り、周辺環境の向上に寄与し景観上も優れたものを表彰。「大阪まちなみ賞」の愛称で親しまれている。

 ICCは「地域と世界を結ぶ拠点」を掲げ、関西外国語大学の中・長期計画「関西外大ルネサンス2009」の第2期整備事業として2012年7月に完成した。
 地上4階地下1階建てで、延べ約9800平方メートル。2~4階には英語キャリア学科小学校教員コースの学生が学ぶ理科実験室や家庭科教室など27教室を配置。1階はセミナールームなど10室のほか、正面ゲート東側には交流スペースの7i・ステーション、西側はカフェレストラン。バス通り側はガラス張り道路と一体的なにぎわいを演出する一方、外壁にタイルを張って温もりを醸し出している。

 完成直後から7i・ステーションでは関西外大の学生や留学生らの交流イベントなどが行われ、バス通りのムードが一変。吹き抜けの中庭には工夫を凝らして植栽を配置し、環境にも気を配っている。また、市民も利用できる1階のカフェレストランは近所の人たちに大人気。ユニークな学食としての評価も高い。

 第33回の大阪まちなみ賞は2008年10月1日から2012年7月31日までに完成した大阪府内の建物や街並みを対象に、今年7月に募集が行われ63件の応募があった。建築の専門家や学識経験者からなる8人の審査委員がこの中から、府知事賞や市長賞、奨励賞など11件を選出した。

 ICCの評価について「大阪まちなみ賞」のホームページには、「大学の地域貢献が求められるなか、接道部分の校舎を活かして地域住民の利用の用に供するだけでなく、地域景観を形づくっている好作品である。 道路側にはレストランやカフェテラスを配し、またワークショップなどができる教室をガラス張りにすることで賑わいを演出している。 さらに道路と外部空間でつながった中庭側は、各階を微妙にずらすことで生まれる立体感が表情豊かなファサードを形づくっており、植栽もしっかりと取られている」という久隆浩・審査委員長(近畿大学教授)の講評が掲載されている。

▼本件に関する問い合わせ先
 関西外国語大学
 広報室
 〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1
 TEL: 072-805-2801(代表)
 FAX: 072-805-2868(直通)
 E-mail: press@kansaigaidai.ac.jp

4923 大阪まちなみ賞の府知事賞に選ばれたICC

4944 工夫を凝らした中庭の植栽も高く評価された