東洋大学

東洋大学が「第27回現代学生百人一首」の入選作品を発表――三十一文字の世界に煌めく若々しい感性が全国から集まる

大学ニュース  /  イベント  /  教育カリキュラム  /  高大連携  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東洋大学が全国の生徒・学生から募集する「現代学生百人一首」の入選100首および小学生の部10首が決定した。今年の応募総数は56,202首と、多くの作品が寄せられた。このコンクールは今年で27回目となる。

 東洋大学が、創立100周年を機に始めた「現代学生百人一首」は今年で27回目を迎えた。この四半世紀で、応募作品は累計117万首以上に達している。
 今年も、若者たちが自分の身近な生活を見つめ、そこから湧き出る想いを読み込んだ部活や勉強、将来の進路に関する歌のほか、自分を取り巻く家族や友人への、普段なかなか口に出せない感謝の想いを込めた歌が数多く寄せられた。また、例年に比べ、スマートフォンやアプリ、SNSを題材にした歌が目立ち、コミュニケーションツールのあり方の変化が表れたほか、東京オリンピック招致など2013年らしい世相を表した歌も見受けられた。

■第27回 東洋大学「現代学生百人一首」の特徴
【メディアから生まれた流行語】
 「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「倍返し」などメディアから生まれた流行語が含まれた歌が、数多く寄せられた。流行語を上手に用い、身近な家族や友達に対する想い、やり取りを
ユニークに表現している歌が数多く見受けられ、2013年度は、例年にも増してマスメディアからの影響が色濃く表れていた。

【スマホ、アプリ、SNS】
 例年に比べスマートフォン、アプリ、SNSに関する作品が多く、その依存性や危険性を問題視する作品のほか、新しいコミュニケーションツールとして身近になっていることを感じさせる歌が数多く寄せられた。現代の若者ならではのSNSを取り巻く、友人・家族との関わり方の変化をうかがい知ることが出来た。

【東京オリンピック】
 関東、関西、東北などそれぞれの地域により捉えられ方が最も顕著に異なるトピックスであった。関東では、経済効果への期待や「おもてなし」といった言葉と絡めて、世界へ日本の良さをアピールするチャンスだと歌う作品が多い一方で、東北地方では被災地への関心が軽薄になることの恐れ・嘆きを歌った作品が数多く見受けられた。

■入選作品一覧はこちらから
 http://www.toyo.ac.jp/site/issyu/winning27.html 

■「現代学生百人一首」募集要項と応募規定
 http://www.toyo.ac.jp/site/issyu/provisions.html 

■冊子希望の方はこちらから
 http://www.toyo.ac.jp/site/issyu/booklet.html 

▼本件に関する問い合わせ先 
 東洋大学総務部広報課
 TEL  : 03-3945-7571
 E-mail: mlkoho@toyo.jp